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内容説明
ゴルゴ13より目が細いこの人は世界一ヒューマンな大学教授である。道路は右端を歩き、横断歩道以外で道を渡らない。安くてうまい“さんま”のためなら、足を棒にしても歩きつづける。本書は、Y大経済学部教授、柳沢良則の克明で愉快な記録である。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
流之助
18
教授も猫には絆されるのね。1、2巻がKindleで無料のため。作品発表当時の世相も分かるので作中とあわせると二重にタイムスリップした感じもあり。若い頃の教授うつくしい。2019/10/10
白義
16
ズレた方向に堅物過ぎるが、こだわったことは自分の知性と判断でなんとしてもこだわり抜く柳沢教授。彼はバブルの狂騒の時代でもどこかあってほしいと思われた、しかし実際あると困るような超級スタビライザーであり、時代や社会の波に乗る人々や、あるいは振り落とされた人々が彼に出会うと柳沢教授ワールドに引き込まれていつもと違う開放感を得る。シュールだが情感がこもってどこか爽快ですらあるヒューマンコメディ。幼馴染の平作さんなど戦前戦中の過去が挿入される話がなんとも温かい。どんな時代でも彼は彼のままであったことが伝わるからか2017/01/17
aiaimo`olelo
15
図書館にあったので借りてみた。1巻ではまだ柳沢教授の変人ぶりしか見られなかったけど、今後は天才ぶりが見られるのかな?もう少し借りてみよう。天才と変人は紙一重とも言うが、私は世で言われている変人は嫌いではない。私自身も変わってると時々言われるが、人はみな変わっていて当たり前ではないのだろうか?変わっている人、変人は一旦は型に嵌まった人嵌まろうとした人。そして型から自由になろうとした人。型からの自由度が高いほど鬼才や天才になるのだろうが、その自由は不自由でもあるのだろう。それでも私は、もっと変人になりたい。 2020/07/08
ねこねこ
14
Kindleで3巻まで無料だったので!(短編11話)真面目でぶれない教授の生活が面白すぎる😁子供の頃も学生時代も現在も何事にも流されない教授が凛として素敵✨ベスト盤4巻しか持ってないけど全巻読みたいなぁ〜でも全34巻か😆2022/09/29
夜の女王
14
☆☆☆ 再読。久々にボディコンファッションを見た。時代を感じる。もう20年以上も前に描かれた漫画なんだなぁ・・・でも、時代を超えた名作。今読んでも面白い。2014/10/05