天才柳沢教授の生活(2)

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天才柳沢教授の生活(2)

  • 著者名:山下和美【著】
  • 価格 ¥759(本体¥690)
  • 講談社(2015/03発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784063000801

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内容説明

柳沢教授は4人の娘たちに誕生日プレゼントにスーツを、とデパートに誘われる。「これが日曜日の父親というものなんだな」――道路は右端を歩き、横断歩道以外で道を渡らない。安くてうまい“さんま”のためなら、足を棒にしても歩きつづける。本書は、Y大経済学部教授、柳沢良則の克明で愉快な記録である。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

流之助

19
教授の教授のエピソードが心に残る。若い学生が花束を渡すシーンが特によかった。柳沢教授が心配せずともしっかりと耳を傾ける学生がいたのだと。その他にも、柳沢教授の周りは優しい世界。中心にいる教授が優しいから?時代に流されないから?でも旦那にするのは嫌かも。最後のワンコのエピソードは笑えなかった。2019/10/10

ねこねこ

16
教授の奥さんは、けっこう苦労してきたのね😅4人も娘がいるのに休みの日は本を読み子供達と出かけた事も1度もない。給料もボーナスも本に消えていくなんて😅奥さんのライバルは40年以上ずっと物言わぬ本…でも奥さんも娘達も教授の事を尊敬して大切に想ってるのが伝わる。2022/09/29

夜の女王

15
☆☆☆ 再読。キャラがしっかりしてきた。山下さんの筆が乗ってきたのが分かる。どれも笑いとペーソスに満ちた話だったが、本の話と要さんの話と幽霊の話がお気に入り。本については人のことは言えない。同じ事をダンナにも言われてる^^;。化けて出るほど卒論が心残りだったとは!意外と真面目な奴。私なんか・・・はて?卒論のテーマは何だっけ???2014/10/05

白義

11
「教授、幼なじみと再会す」や「教授、幽霊と出会う」のような人の哀愁と滑稽味への優しさがじんわりとしみる話が増えてくる。柳沢教授はどんな人間や人間以外のものに出会ってもそのペースを乱すことがなく、知的好奇心にも正直なので普通なら「馬鹿じゃないのかお前」とか「怖い」と言われるものにも自分を曲げず接することが出来る、そういう安心感が全編に満ちていて、例えば学生運動の犠牲であるとか認知症の未亡人であるとか、意外とハードな背景を前提にしてもふんわりといつもと変わらぬように引き込まれ、気づけば深く胸を打たれているのだ2017/01/18

山下哲実

7
読み慣れた漫画なんで安心して読めました。 新刊出ないかな〜(^^)2023/01/14

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