- ホーム
- > 電子書籍
- > コミック(少年/青年)
内容説明
変わらずそこにいてくれる。かけがえのない家族の風景。いつもいがみ合ってばかりの教授とその父・康則(やすのり)との心の邂逅を描く第236話「桜の杜の満開の下」ほか、全6篇収録。Y大経済学部教授、柳沢良則(やなぎさわ・よしのり)。道路は右端を歩き、横断歩道以外で道を渡らない。安くてうまい“さんま”のためなら、足を棒にしても歩きつづける。本書は、道路交通法を遵守し、自由経済の法則に忠実な学者の、克明で愉快な記録である。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えりっち
22
教授のお母さんの話がウルっときました。教授は素敵な家族に囲まれていて、読むたびにあたたかな気持ちになります。2016/05/15
アイアイ
13
老いをテーマにした話はこれまで何度かあったけれど・・悲しい中に温かみがある、救いがあるエピソードの数々。オーマイリトルガール!何度も読み見返しました。しかし、まさこさんだから教授の奥さんやれてるんだろうな、と改めて気付かされた。長生きして欲しいと願います!2013/07/11
Dai(ダイ)
12
ここ最近はコロナの蔓延とともに桜を見る機会が減ってしまい、あまり意識することがなくなってしまった気がする。あと何年くらい生きていれば、特別な感慨をもって眺める日がくるのだろうか。2023/07/23
fumikaze
12
漫画『天才柳沢教授の生活 34 』 桜の木の下で亡き母の想い出を父と語る「桜の社の満開の下」、孫娘とのかかわりの中で未来の世界を想う「おじいちゃんと技術革命」、人生の終わりを意識し始める「たそがれ」など、今回は死や過去の回想をテーマにしたものが多い。柳沢教授の心の奥の繊細な感情が感じられる。2014/07/26
山下哲実
7
このシリーズは何回、再読しても飽きることがありません。2013/08/02