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内容説明
他人からカネを騙し取ろうとする巧妙な詐欺がはびこるこの現代社会にあって、決して騙されそうにない男・柳沢教授。しかし、そんな彼を騙したことがあると言う意外な人物がいた――! Y大経済学部教授、柳沢良則。道路は右端を歩き、横断歩道以外で道を渡らない。安くてうまい“さんま”のためなら、足を棒にしても歩きつづける。本書は、道路交通法を遵守し、自由経済の法則に忠実な学者の、克明で愉快な記録である。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
十六夜(いざよい)
16
柳沢教授が20年前に飼っていた猫を探す「まろ」、5年おきにお金の融資を求めてやってくる「ローリングパパ」、柳沢教授のそっくりさんのルーツを辿る「また一人の探求者」他、オリジナリティ溢れる話が沢山。一冊に詰め込むには統一感も季節感もないけど、あっという間に読めてしまう浸透度が凄い。2015/09/12
えりっち
8
まもる君と華子のコンビ好きです。2016/01/09
コスヤ
5
華子とまもるが地上最強のコンビになっているところを見てみたい。わくわくした。柳沢教授みたいな大人が身近にいたら良いなぁ。あと、ローリングママの話!面白いわ。2014/05/26
FK
3
久しぶりに読んだけど、ほのぼのとさせてくれる本2015/05/07
Rico
2
休暇で、まとめ読み! 素敵な教授が父親や夫としてはどう?というのもリアリティがある。「月と機関車」も、子供の才能をどう伸ばすかと考えさせられる話。ローリングママの話も、教授が単純に人を応援するために騙されていたのではなく、真剣に発明を応援していたというのが面白かった。2012/12/30