天才柳沢教授の生活（１８）

著者名：山下和美【著】

講談社（2015/03発売）

• ISBN：9784063002409

内容説明

「僕は、夜と朝の境目に行ってみたいです」――柳沢教授の孫・まもるは、孤独感を抱え、日々を生きる不良少年・近江と出会う……。Y大経済学部教授、柳沢良則。道路は右端を歩き、横断歩道以外で道を渡らない。安くてうまい“さんま”のためなら、足を棒にしても歩きつづける。本書は、道路交通法を遵守し、自由経済の法則に忠実な学者の、克明で愉快な記録である。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[山下哲実]

うーむ、実に面白かった*\(^o^)/*

2023/05/29

[龍田]

孫のまもる君は今で言う発達障害だろうか。引きこもりの扱いとか、ヒヤヒヤする。

2021/08/12

[アイアイ]

再読☆後遺症で日本語を忘れたドイツ人ピアニスト、子持ちで遊園地にいる父なのに色気のある若かりし頃の教授、不良少年と孫まもる君、地区の運動会が個性的だったり(最終兵器は黒人)日常のエピソードがどれも心奪われます。「宝石の時間」は教授のジェントルマンな一面がより際立っていました。

2015/02/09

[絵具巻]

文京区立根津図書館で借りました。

2017/10/05

[ＭＯＴＯ]

大好きなＢＵＮＰの天体観測がイメージとして沸いた、「夜と朝の間で」が良かったなー。

2016/09/22