内容説明
大発生する世界腫。死んでゆく者たち。命を失ったはずなのに、なぜクザクは。
セトラは。原因はメリイなのか。違う。メリイの中にやつがいた。不死の王(ノーライフキング)が。
おれだ、とハルヒロは思わずにはいられない。おれなんだ。おれのせいだ。
でも、一人じゃない。仲間がいる。そして、暗闇の先には光が。最強の義勇兵たちとの再会。生存者らが集う拠点で生まれる新たなる命。この世界(グリムガル)は確かに壊れつつある。しかし、まだ終わってはいない。崩壊を止める手立てがある。
かつて原初の竜に撃ち落とされた赤い星。その欠片こそが黒い腫れ物、世界腫だという。いざ挑め、世界腫を滅ぼす戦いへ、戦友(とも)らと共に――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
椎名
10
ここ数巻というか途中からずっとそうなんですけど、あまりにもランタがかっこよすぎて、感想がランタ…………。しかなくなってしまう。しかし色々全てがリセットされるのもこれで何度目なのかという具合ではあるものの、読むとなんだかんだめちゃくちゃな吸引力のある作品なので最後まで追い続けるのでしょう。とうとう現在の日本の状態というものも僅かにであるが出てきて、着実に色々なものが見えてきてはいる。2024/04/25
コリエル
8
ゲームオーバー。オールリセット。正直、かなり乱暴な展開でこれまで描いてきた人間関係やら何もかもをご破算にするような内容にどうなの? という気分はある。二柱の神についてなど想定してあっただろうなという部分と、行き当たりばったりだなと感じる部分が混ざり合っている。とりあえず、新たなハルヒロが何を求めて彷徨っているかだけは確認するとしようか。2024/04/25
ユーリル
0
終わるんかと思ったら新章突入とは、 もう誰が何を望んでどうしてこうなったのかわかんないよ2024/04/26