内容説明
鬼神と聖者が繰り広げるおぞましい戦いの最中、マナトとはぐれてしまったハルヒロたち。神々が引き裂いたグリムガルを救う手立ては存在しないのか。かつて二柱の神はダルングガルで争っていたという。鍵はダルングガルに……!?
ところが、新たな聖者から逃れるべく方舟に乗ったハルヒロ、ヨリ、リヨの三人は未だ知らぬグリムガルの西、ウエストランドに辿り着いてしまう。赤い海。乾ききった森。不思議な種族ノブリン。そして、あの黒き魔女が姿を現す――。
「だぁれ? あたしを知っているひと?」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
椎名
5
ゴブリンにも似た種族との出会いもあって、読み終わってみるとなんとなくこのシリーズの初期、旅が始まってすぐのことが思い出された。ユメの名残、度々鮮明に思い出されるランタの姿なんかの影響もあるかもしれない。ややなかだるみを感じたが、寂しさは元々寂しくなかった状況があったからこそ抱く感情だという後半での会話、語りは非常によかった。2026/01/05
ぐうたらな本好き
3
グリムガル23巻。やはり本作はハルヒロ視点でこそ輝くと思いました。100年以上経ってもハルヒロはハルヒロのままで、ユメのひ孫たちとのコミュニケーションで悩み、試行錯誤で接し方を定めていく感じ、実にグリムガルです。懐かしささえ覚えます。精神年齢がどれだけ高くとも、そうしたハルヒロの性格の核が健在なのはとても嬉しい。ストーリーとしては、割と平和な巻でした。というか20巻がヤバかったので、それと比べるとここ最近は緩やか波が続いてる気がします。ラストに少し進展もあり、今から次巻が楽しみです。2026/01/07




