内容説明
●どんな「孤独本」にも書いていない具体的な孤独の時間を楽しむ方法100
「かわいい」「おしゃれ」の元祖。80歳現役イラストレーターの田村セツコさんの書下ろし!
・挿絵が満載!
・カラーイラスト16ページ!
・本の中の書き込みノート「Note in BOOK」つき!
「人は誰でもいつかはひとりになります。 結婚していても結婚していなくても、若くても年をとっていても、いつでもどんなときでも「ひとり」をたのしむコツを知っていたら、 素敵だと思いませんか。」
父も母も家族も逝ってしまい、いまはひとり暮らし。70年代から『りぼん』『なかよし』などの少女雑誌で活躍してきた日本初の伝説の女性イラストレーター、田村セツコさんも気がつけば、もう80歳。でもひとりぽっちにメゲてなんていられません。 世間ではいわれる「独居老人」なんて言葉にも負けません。毎日お気楽に健康に自分らしく。80歳、やっぱり「ひとり」が好き。だから孤独を思いっきり味わいましょう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
81
著者は80歳、現役イラストレーター。70,80年台は少女向けの雑誌で活躍されていたそうだ。著者が孤独について自分の経験や体験、そして思うことを楽しむための方法100を紹介している。どちらかといえば女性向けの内容だ。なかには本をゆるく読むというのもあった。そうかもしれないな。孤独で本を読むときにガチガチでは尚更のこと孤独のマイナス面が現れるような気がする。いつもゆるく読むことを心がけているけれど積読本や読んでる本が減らないのはなぜだろう?とにかくゆるく読めた本でした。著者のイラストがふんだんに使われていた。2018/06/01
布遊
49
田村セツコさん、とても80歳とは思えないです。一人暮らしを楽しんでいます。*欠点がないのは退屈*自分の欠点を自画自賛する*捨てるのは簡単だけど、捨てる前に工夫して利用するのはクリエイティブな喜びがある⇐同感!*頭をちょうど良い位置に置く➡姿勢が良いと言うこと*それなりに身体が動いて、お金があまりなくても、なんとかバランスを取って幸せを感じるように、自分で自分をしつけてみる。田村セツコさんのように、老後を過ごしたい。2021/03/29
いぼいのしし
38
とってもポジティブな人。日常の何気ないことに幸せを感じて人生を楽しむヒントをくれる感じ。孤独を感じる時だけじゃなくて、ちょっと気重な時に読んだら元気を貰えそう。フランス語のセラヴィ(これが人生さ)っていう言葉が気に入った。2022/02/03
香菜子(かなこ・Kanako)
37
孤独をたのしむ本―100のわたしの方法。田村セツコ先生の著書。孤独という言葉はマイナスイメージがあるけれど、孤独は楽しいもので孤独は価値のあるもの。孤独を味方につけて、孤独と友だちになって、孤独を前向きに楽しみながら、日々の孤独生活を送る。田村セツコ先生のような孤独の達人になれれば、より充実した人生が送れそう。2019/08/15
はるき
30
子供の時に夢中になったイラストレーター田村セツコさんの素敵なエッセイ。孤独って凄く怖いイメージですが、人生の先輩がこんなにも自立して日々を楽しく生きていることに希望を感じます。素敵な本です。2020/07/25