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内容説明
科学の実験というと、特殊なものが必要で、結構時間がかかるものというイメージがあるかもしれません。でも本書では、ありふれた物を使ってすぐにできて、しかも子どもも大人も夢中になる実験を紹介します。「虹をつくる」「光が反射して進む方向を鏡で知る」「静電気の力を使い、ストローで水の流れをあやつる」「てこの原理をバットを回して実感する」「静電気で蛍光灯をつける」……。ちょっとした試みで物理学の基礎が実感とともに身につき、科学の深遠な世界に触れることができます。著者の左巻健男先生は、物理化学と理科教育を大学・大学院で学び、その後中学校・高等学校の理科教諭に就任。現場で「少なくとも理科を嫌いにさせないようにしよう、理科を楽しくわかるものにしよう」と努力されてきました(現在は法政大学生命科学部教授)。本書はそんな左巻先生の、理科教育の経験と研究成果が込められた一冊です。
目次
第1章 500グラムのジュースを飲んだあと体重はどうなる?―「物」の基本 質量と体積、密度<br/>第2章 「空が青い」「水が青い」の理由は違う―光と色<br/>第3章 ワイングラスのグラスハープで音を「見る」―音と振動<br/>第4章 「平熱より熱が高い」という言い方は間違い?―温度と熱<br/>第5章 作用・反作用は力の基本―力と圧力<br/>第6章 電車内で飛び上がったらどうなる?―運動と力
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
氷柱
2
696作目。4月24日から。当作者の作品を読むのは二度目でだ。前作に引き続き読みやすい作りとなっている。物理の基本的なことを部分的に学ぶことができる。初心者に打ってつけであり、中学生や物理未履修の高校生に丁度良い作りとなっている。数式も一切出てこないので物理アレルギーがあっても安心だ。もちろんこの作品だけでは物理の何たるかを知ることはできないので、ここで得た知識を足掛かりにしてどんどん物理沼に入り込んでいく必要はある。2021/04/25
suzuki s
0
高校の物理の知識を復習するのにちょうど良い内容だったと思う。具体的な数値の表などはとっさに調べたいときなどは役に立つと感じた。2014/01/02
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