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内容説明
【ポイント紹介】
今から半世紀以上も前の1962年、『沈黙の春』を執筆し、それまで当たり前のように使われてきた合成化学薬品の危険性と、地球・生命の危機を世界で初めて訴えたレイチェル・カーソン。
近年SDGsの観点から再注目を浴びているレイチェル・カーソンの生き方や考え方を通じて、地球上にいるすべての生き物は繋がっているのだということを実感し、「自分ごと」としてこれからの地球環境について考えることができる1冊です。
【あらすじ】
レイチェルが命を削って書いた1冊の本が、大論争を巻き起こし、世界をも動かした!!
環境保護のきっかけとなった『沈黙の春』は、どのようにして生まれたのか……!?
自然観察が大好きで文章を書くのが得意だったレイチェルは、作家を目指し大学に進むが、大学2年生のとき、生物学の魅力に惹かれ、周りの反対を押し切って科学者の道へ。悩み、つまずきながらも自分の信じた道を突き進み、努力の末、ついに生物学者として、またベストセラー作家として成功を収める。
しかしそんな人生の絶頂期に、1通の手紙が届く。それは当時、当たり前のように使われていた合成化学薬品の被害を訴えたものだった……。レイチェルは、大きな批判を覚悟のうえで環境破壊を訴えた『沈黙の春』を執筆する――!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちみる
36
環境問題に取り組んだ生物学者『レイチェル・カーソン』の情熱に満ちたお話。 自然への愛と責任、人間の可能性について考えさせられた感動的なまんが伝記! 『沈黙の春』の執筆過程も描かれいて、幅広い読者に訴える一冊☺️2024/02/22
ぱんな
3
去年、読んだ「センス・オブ・ワンダー」の著作、レイチェル・カーソルの伝記。わかりやすく知ることが出来た。「沈黙の春」を読んでみたい2024/09/08
エーメ
2
「沈黙の春」未読でもおもしろい。女性が科学分野に進むのは困難だった時代。家計も苦しい中での、人生の岐路と選択。出会いに恵まれ、才能と努力で道を開く。信念や忍耐に敬服する。やはり人は、親の影響が大きい。屋外で友人と話すラストシーンが印象的。2024/09/29
fap
1
SDG's はさておき、環境に配慮しなければ痛い目を見るのは人間である。 春が来たけどなんの音もない春だったら怖い。 アメリカは短期的な利益に飛びつく国民性ですな。 その分、反動もすごい。 終わったあとでバランスが必要云々と評価するのは簡単だけど。 2024/06/25