角川まんが学習シリーズ まんが人物伝 アンネ・フランク 日記で平和を願った少女

著者名：大塚信【監修】/椎名優【カバーイラスト】

KADOKAWA（2018/01発売）

• ISBN：9784041039755

内容説明

幼いころから好奇心おうせいなアンネ。しかし戦争などによって楽しい生活が一変、隠れ家にこもることに…。つらい日々でも希望を失わず、日記を書きつづけたアンネは、やがてジャーナリストになるという夢をもつ。その日記に遺されたアンネの願いとは!?　『まんが人物伝』シリーズは、偉人が子ども時代をどう過ごし、どのように困難に立ち向かったかをえがいた伝記まんがの決定版！

■『アンネ・フランク』監修 大塚信先生のポイント紹介
「アンネをより近く」
１９７１年以来今日まで、アンネの足跡をたどって、彼女の生家、隠れ家、彼女が過ごした３つの収容所（オランダ・ポーランド・ドイツ）を訪れました。アンネを知っている様々な人たちと、親しく交わりました。アンネをより身近に感じる心温まるひと時をえました。
「死んでからもなお生き続ける仕事をしたい」とのアンネの願いは、広島県福山市のホロコースト記念館でも生かされています。

アンネは、エッセー「与えよう」の中で、彼女の思いを伝えています。

すべては小さいことから始まります…
待たないで今すぐ始められるとは、なんとすてきなことでしょう。
わたしたちは世界をゆっくりかえていくのです！
惜しまないで与えられるかぎりあたえましょう！
いつでも何かを、親切だけでも与えることはできるのです！

「平和をつくる人になってください。」と出会う人たちに語り続けられたアンネの父オットーさんのまなざしと、手のぬくもりを今も感じます。
みなさん、この本によってより身近にアンネ・フランクを知ってください。

■目次
プロローグ　アンネの日記
第１章　大好きな家族
第２章　たくさんの夢
第３章　隠れ家での生活
第４章　いつか自由になったら
エピローグ　残されたメッセージ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[あーさん☆転スラ·薬屋·本好き·魔導具師ダリヤ続々アニメ最高です！！(⁠≧⁠▽⁠≦⁠)]

わかりやすい読みやすい超悲しい漫画。これを読んで平和に生きたいものです(ToT)

2019/07/21

[楽駿]

bookwaikaer無料本。なぜ、アンネの手記が世に出たのか、これを読んで、初めて解った。今のロシアとウクライナの戦闘が、同じ流れを踏まないように祈ってる。

2022/05/31

[クマシカ]

KADOKAWAのブックウォーカーで無料で読みました。絵柄が可愛くて読みやすい。アンネという少女の性格や両親や姉や一緒に隠れていた人たちの特徴がよく分かります。結末を知っているので隠れ家の生活を読むのが切なかった。家族がバラバラに別の収容所で亡くなり、生き残ったのはお父さんだけ。アンネの日記が残っていて世界中の人々に読まれたことがせめてもの救い。一人残されたお父さんにとって娘の文章がどんなにか慰めになったことだろう。ユダヤ人を助けようとした周りの人の勇気にも感動した。アンネありがとう。

2022/06/24

[どあら]

図書館で借りて読了。実際はもっともっと厳しい収容所生活だったと思いますが、子供向けなのでサラッと読めました。

2018/04/19

[瀬谷]

戦争の痛ましさがマンガで重苦しくなりすぎず読みやすかった。希望を失わずに日々を生きたアンネの姿が印象的。日記は有名だけど童話は知らなかったので、機会があれば読んでみたい。

2020/07/11