工場管理 2023年7月特別増大号

個数:1
  • 電子書籍

工場管理 2023年7月特別増大号

  • 著者名:日刊工業新聞社
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 日刊工業新聞社(2023/07発売)
  • ポイント 17pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)

ファイル: /

内容説明

特集1:変化の波を乗りこなす!変化点管理のススメ
需要の多様化に伴う設計や仕様の変更、原材料や部品の供給に関する変動、AIなど新技術の普及によって環境・状況が目まぐるしく変わる現代において、生産現場では事前に綿密な生産計画を立案しても刻々と変化し変更される現実に対処しきれていない場面が増えている。こうした変化・変更は品質・コスト・納期などの面で混乱を招き、諸問題を引き起こす原因となる。そうした中、いわば“忘れられていた管理”として再び注目されているのが、変化・変更をいち早く検知し処置する「変化点管理」の考え方だ。昨今注目を集める生産現場のデジタル化も、実はコンピュータを用いた変化点管理の一種に過ぎない。特集1では、変化点管理の全体像を押さえた上で、実践していくための計画・仕組みづくりについて解説する。

特集2:“効く”危険予知訓練にしたい!
各種機械・工具を用いたり危険物を扱ったりする工場には、多くの危険が潜んでいる。これらの危険を生み出す要因を見つけ出し、解決する能力を高めるための訓練が「危険予知訓練(KYT)」である。高齢作業者や人手不足に伴う未経験者が生産現場に増え、労働安全衛生法改正に伴って自律的管理が求められるようにもなっている昨今、KYTの重要性は増している。しかし、多くの現場で実施されているものの、実情を見ると効果的なKYTが実践されているとは言いがたい。特集2では、KYTの効果が弱まる3つの原因に特に着目し、効果を伴った“効く”危険予知訓練を実現するための対策について解説。筆者の指導経験を踏まえて、KYT導入前から導入後に現れた変化や効果をレポート。企業での導入、活動事例も紹介する。