内容説明
コロナ禍でテレワークが広まる一方で、属人的な仕事の進め方やダラダラ会議、紙文化での申請・押印承認など、従来の業務のやり方にムダがあることが浮き彫りになってきた。中でも、業務の繰り返しや調整、やり直しなど目に見えないムダが存在し、それをムダと認識していないことが根本的な問題だ。生産部門に比べて改善文化が浸透していない管理・間接部門には多くのムダが潜んでおり、改善の余地は多い。この間接業務のムダこそ、企業全体の生産性の低下を招く要因にもなっている。特集では、生産業務以外の管理・間接業務におけるムダを洗い出し、効率良く業務を進める方法を体系的に解説。すぐに実践できるよう、リードタイム短縮、工数低減、費用削減・活性化の目的別に改善事例を紹介する。