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内容説明
脳ドックがもたらす未破裂脳動脈瘤のジレンマ。破裂率が低く、手術にリスクが伴う場合、あなたは手術を選びますか?/三瓶をはじめとした仲間の協力もあり、抗てんかん薬の増量で記憶力を回復させたミヤビ。しかし中途半端に“覚えている”ことでかえって混乱をきたしたミヤビは、次第に自信を失っていく。そして関東医大の綾野と共に行った手術が、新たな記憶を呼び起こす――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
空のかなた
21
住宅ローンの診査には人間ドックが必要だとは知らなかった。その結果次第で融資が拒否になることも。手術で後遺症が残るかどうか、失敗しないかどうか、どの手術方式を選択するか、どれも確率通りになるとは限らない。「ご自身で決めてください」と医者が言う。無責任な医者に見えるかもしれないが、患者がどう生きていきたいか、決心出来るように寄り添い、手術に全力を尽くす。大迫先生、三瓶先生のような医者に巡り会えるかどうかも、運。今回はミヤビ先生の症状の謎は余りに進展せず、次回へ。2023/01/29
花桃
4
私の父もくも膜下出血で、未破裂脳動脈瘤もあり、数十年前の医療ではとても大変な手術でした。麻痺も沢山残り48歳で四肢体幹機能不全になりました。そのような状態でも77歳まで寿命がありました。脳の病気は怖いです。2023/03/06
ぽんだま
3
今回の病気も、決断が難しいと思った。自分ならどうするか。ミヤビには記憶には負けないで欲しい。2022/09/27
夏月
3
どう生きるか、か。ミヤビちゃんの記憶はどうなるのか。謎だ2022/09/25
Decoy
2
病気に問うのではなく、病気に問われる。記憶を戻すためにどうするのかではなく、記憶が戻ったらどうするのか。しびれる展開。2024/05/15