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内容説明
開示されないカルテ、消された検査結果、薬の予防投与―――。この記憶障害には、裏がある。/日本における脳血管疾患の患者数はおよそ112万人。そして患者の多くが何らかの後遺症と闘っている。術者を経験し、またひとつ医師として自信をつけた川内ミヤビ。一方、ミヤビが抗てんかん薬を服用していることを知った三瓶は、それを指示した主治医である大迫教授に疑念を抱く。関東医大の綾野に協力を仰ぎながら、記憶障害、そして失われた記憶に隠された真相を暴こうとするが―――。「抗てんかん薬」「側頭葉てんかん」の症例を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
空のかなた
16
てんかんの治療方法は敢えて投与しない、又は予防投与等様々。治療方法に対する医師のスタンスもそれぞれ。それを学んだ一冊。てんかんのもたらす症状として夢遊病、歩行自動症、発作性発語、全身痙攣も淡々と描かれる。最後には自己保身のため、大迫教授がミヤビ先生に意図的に作ったてんかん性健忘の下りへ。ミステリー、闇の気配に繋がる。2023/01/29
毎日が日曜日
5
★★★2022/06/26
ぽんだま
4
ミヤビの身に何がおこっているのか。アンメットはなくならない…題名の意味もあらためてずっしりきた。2022/06/22
ねむたろ@積読強化月間!!
3
過去、隠された真実が益々気になる…ミヤビさんの記憶障害も前進へ…!?と思った矢先にまた前途多難な感じに…?2023/05/18
ネタバレ:トキメキのあまり展開してしまう存在しない記憶たち
2
市販の豚足も美味しいですよ2022/06/25