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内容説明
【無料試し読み閲覧期間2025/4/25~2025/5/8】
脳疾患が招く麻痺、記憶障害、失語症――。脳外科医が診るのは、脳ではなく人生。元・脳外科医が書く超本格医療ドラマ!/日本における脳血管疾患の患者数はおよそ112万人。そして患者の多くが何らかの後遺症と闘っている。アメリカの病院から郊外の主幹病院にやってきた三瓶友治は空気を読まない。それは、少しの遅れが人生を左右する脳外科医ならではのふるまいでもあった。「脳内血腫」「第4脳室腫瘍」「失語症」の症例を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
空のかなた
19
引き込まれるのは脳外科の知識がしっかりと原作にあるからか。30代独身エリート?脳外科医三瓶。目の下のクマと傍若無人な行動に目をひそめてしまうが腕と志は確か。綾野剛か坂口健太郎でのドラマ化をイメージした。脳血腫、脳梗塞、ブローカ野損傷による失語症、そしてエピソード記憶をつかさどる海馬を損傷した記憶障害の外科医ミヤビ。搬送されるまでの時間とその病院にいる脳外科医の資質で命と「後遺症/その後の人生」が大きく左右される事実が突きつけられる。脳がダメージを受けた時に備え事前知識としても貴重な一冊だった。2021/05/28
夢子
12
No.1から14まで読みました。テレビドラマにもなっていて自分も入院していたりと医療の現場のこととかドキドキしながら読みました。まどまど、続きます2024/05/10
nakmas
7
脳の動きに興味あり!のこの頃、 良い作品に会いました。2023/05/18
リュウジ
6
U-NEXT無料レンタル。TVドラマが終盤なので、原作に取り掛かる(ドラマと全くイーコールではなかった。“原作”を活かし上手に映像化していると感じた)。ミヤビちゃんよりもサンペーさんにスポットが当たっている。彼の患者を救うという医療の立ち位置から語る患者本位の考え方は目からウロコ。失語症の患者さんの回復を焦る家族に対し、「歩けない人に“歩け”と言いませんよね。しゃべれない人に“しゃべれ”はそれと同じです」。患者も家族もリハビリは無理をする。倍やれば倍回復が早まると思い込む。自分もそうだったな。2024/06/04
しらたま
5
モーニングの色を継承するコメディ部分と専門知識が合わさって大変読みやすく、また勉強になった。失語症になった婚約者を追い詰める男性に対して「彼女は十分頑張っています これ以上どう頑張らせるつもりですか?」という台詞が特に印象に残った。2024/07/15
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