内容説明
自由と孤独の時代に生きる「人間の自意識」を描いた、漱石不朽の名作『こころ』。それは今からちょうど百年前に、現代人の肥大化する自我を見通した先駆的小説でもあった。「あなたは腹の底から真面目ですか」。功利的な生き方を否定し、あえて“真面目さ”の価値を説いたこの作品を通して、人との絆とは何かを考え、モデルなき時代をより良く生きるための「心」の在り方を探る。
目次
はじめに 「心」を書こうとした作家
第1章 私たちの孤独とは
第2章 先生という生き方
第3章 自分の城が崩れるとき
第4章 あなたは真面目ですか
ブックス特別章 「心」を太くする力
著者等紹介
姜尚中[カンサンジュン]
1950年熊本県生まれ。政治学者、聖学院大学学長、東京大学名誉教授。早稲田大学大学院政治学研究科博士課程単位取得退学。ドイツ・エアランゲン大学に留学したのち、国際基督教大学准教授、東京大学大学院情報学環教授などを経て、2013年4月より聖学院大学全学教授、14年4月より同大学学長。国境を超越し、「東北アジア」に生きる人間として、独自の視点から提言を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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