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内容説明
二ツ坂VS.熊本東――遂に頂上決戦!!
インターハイ団体戦、二ツ坂は遂に決勝の舞台へ――!!
対するは戸井田奈歩率いる絶対王者・熊本東。
先鋒、紺野さくらVS.戸井田奈歩。
次鋒、八十村将子VS.荻 久子。
中堅、大倉文乃VS.木庭 遥。
副将、野上えりVS.吉里百合音。
大将、東島 旭VS.島田十和。
一生向き合っていく“武道”と、つかの間の青春の“部活”。
チームとしての在り方も薙刀との付き合い方も
歴史も背負っているものも何もかもが違う二校。
死力を尽くし、想いを繋ぐ団体戦、
コートの中でそれぞれの“生き方”が激突する――!!
最終巻まで、あと2巻。
熱戦につぐ熱戦の第33集!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
wata
41
大事な先輩達の最後の試合。汚い勝ち方であっても勝ちは勝ち。武道なのか勝ち負けだけのスポーツなのか。チームの為には自分を殺して後に託すのも戦略に。次巻の旭の闘いぶりが楽しみです。2020/10/23
くりり
37
インターハイ団体決勝戦、チームを勝たせるために今ある力で繋いでゆく。と言うと聞こえはいいけど、本当にそれで良いのか?汚い技を使っても勝ちは勝ちだけど...2020/10/30
sin
31
面を被ると誰が誰だか解らない。それは闘う彼女たちの背負っているものにも言えるのかもしれない。「負けたら、死ぬ。」対「クソかっこいいのがいいぜ。」、「これがさいごだから。」対「これが最後じゃなかけん。」、慢心した自己中 vs チームが勝つため、それぞれの勝負の行方は何処…誰の気持ちが強くて、誰の想いが正しいか、そんな優劣に意味はなく、ただみんな今を生きている。2020/06/22
トラシショウ。
20
「このまま守りきって、勝ちをチームに連れて帰る。団体と個人は責任が違う。・・・でもよ、アタシは、クソかっこいいのが良いぜ」。積読消化。インターハイ団体戦決勝・熊本東・荻久子対二ツ坂・八十村将子の火花散る次鋒戦、互いの「最期の試合」の意味が交差する木庭遥対大倉文乃の中堅戦、「卑怯」について想いを馳せる吉里百合音対野上えりの副将戦、そして初手から全力でぶつかり合う島田十和対東島旭の大将戦の序盤まで。それぞれの意地と矜恃の激突が物凄くて、どの試合も名勝負に思えてしまう。いやぁ、読ませるなぁ(以下コメ欄に余談)。2021/09/11
ダイスケ
14
決勝戦。あと二巻。読み進めるのがもったいないと感じる時間。前巻から一人ひとりの内面描写や仲間を信じる様子が素晴らしかった。世の中のどうでもいい存在の一人である自分は、彼女たちを羨ましく感じた。2020/10/10