内容説明
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マチネ・ポエティクのひとりとして『1946 文学的考察』で文壇に登場して以来、文学、芸術を中心にして政治、社会、思想など多方面にわたる評論・創作活動に従事し、戦後日本を代表する知性ともいうべき加藤周一(1919~ )の、旧制高校時代から1979年までの主な活動を集成する。本著作集は、収録著作を精選し、あらたに「追記」「あとがき」による註を加えた、著者自身の編集になる。
感想・レビュー
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Ikkoku-Kan Is Forever..!!
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〈中世〉の発見の意味、洋行後の加藤p51(+⑪の藝術論)/加藤の彫刻論p69/茶論、芸術の歴史的位置づけに関する大枠p123(「藝術のための藝術」:12C末~13C初。「人生のための藝術」18C~。「藝術のための人生」15~17C。この大枠と『序説』の知識人×大衆の図式との関係を、⑪の藝術家の疎外という話を念頭に検討すること)/芸術的態度と科学的態度p394*(⑪と同じ表現)/加藤の日本美術への関心を整理した「あとがき」p400**(「主観主義」の位置づけに関して、『序説』と『心と形』の関係は?)2014/09/19