内容説明
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マチネ・ポエティクのひとりとして『1946 文学的考察』で文壇に登場して以来、文学、芸術を中心にして政治、社会、思想など多方面にわたる評論・創作活動に従事し、戦後日本を代表する知性ともいうべき加藤周一(1919~ )の、旧制高校時代から1979年までの主な活動を集成する。本著作集は、収録著作を精選し、あらたに「追記」「あとがき」による註を加えた、著者自身の編集になる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
もっひぃ
5
『万葉集』と『源氏物語』の部分だけは丁寧に読んだ。特に『源氏物語』については面白い。 ●『うつほ物語』が長編小説の展望を開き、『かげろふ日記』が心理小説の先駆けとなった。両者を上手く併せたのが『源氏物語』であること ●『源氏物語』は主語の省略が多いが、その文体が果たした役割がとても大きかったこと ●『源氏物語』が長編になった理由 第5巻楽しみ。2017/05/16
a
2
知識量がすごすぎる。第四章の、鎌倉幕府についてのくだりが面白かった。形式的な権威と、実質的な権利との組み合わせによる支配は伝統のもの。役割分担が維持されている間は、安定していた。二重体制のなかで、保身が困難になってきて、個人が独立するようになった。そうした部分に仏教が関わっていったことで、文化が特徴づけられていった。2013/01/29
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