ハヤカワ文庫SF<br> ローダンNEO2 テラニア

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ハヤカワ文庫SF
ローダンNEO2 テラニア

  • ISBN:9784150121396

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内容説明

月でアルコン人の船長トーラと学者クレストに出会ったローダンたちは、重病のクレストを連れて地球に帰還する。彼らの高度な技術の地球への影響を懸念したローダンは、ある考えのもと祖国アメリカを捨てて無人のゴビ砂漠に着陸しエネルギードームを展開して立て籠もった。だがバイ・ジュン将軍率いる中国軍が彼らを確保するべく包囲し、一触即発の局面となる……〈宇宙英雄ローダン〉を語りなおすリブートシリーズ第2巻。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

瀧ながれ

29
≪2036年6月27日が始まろうとしていた。≫と1巻が閉じられましたが、よもや2巻がまるまるその≪6月27日≫の物語になろうとは…。しかもこんなにおもしろく盛り上がろうとは…。オーバーテクノロジーの静かな奪い合いは、べつのSFにもあったし、現代のいくつもの国家にわかれた状態では、こうなっちゃうよねと納得するのですが、現実に「宇宙人」が現れた衝撃で自殺者が多数、というのがよくわからない。少なくとも日本人は死なないと思うの(歓迎するか忌避するかは判断が難しい)。いくつかの勢力が今後どう絡むのか、楽しみです。2017/10/02

鐵太郎

20
第二巻。前のローダンの第一巻後半から第二巻前後半までの話と言っていいかな。かつて1960年代にローダンを書いた作家たちが、あの末世といってもいい今にも崩壊しそうな世界の中でなにを夢見たのか。2010年代のローダン作家たちはそれをどのように継承していくのか。「ギャラクト・シティ」になる前に「テラニア」になりそうなゴビ砂漠の、未来の地球の首都は、今はまだ単なるテント。これから先の未来は、まだ見えない。 ──にしても、ツンデレのトーラのクレストへの思いが語られたのは気に入ったね。2017/08/30

しゃお

20
〈ローダンNEO〉第2巻。ゴビ砂漠に降りたローダンたちは、中国軍からの攻撃をエネルギーシールドに守られつつも孤立した状態に。国家安全保障省に追われるマーカントや異星人について言及していた大学教授が逮捕される様子や、異星人の存在を知りパニックになる民衆の様子など、ローダンたちを巡る世界の動きが描かれる中、ローダンがこの巻の最後の言動には驚きました。そういうお話だったのかぁ。単にローダンが宇宙をまたにかけて活躍するスペオペかと思ってたので意外でしたが、それだけに余計に今後の展開も楽しみになってきました。2017/09/02

SINKEN

13
【総評】★★★★★【感想】これ面白い!まさにストライクな物語かも知れない。どっちが先なのか分からないけど、『幼年期の終わり』に近いものがある。既に3巻も読み始めてるけどテンポいいし、話の流れも掴みやすいし、何より自分の想像した通りにすすんで行く展開は爽快な気分にさせてくれる。どこか日本の制作会社が版権買い取ってアニメとかになったらしこたま人気が出そう。リバイバル前のも読んでみたくなったけど、ここまでNEOが面白いと逆に興ざめするかなぁ、、2017/12/06

とも

9
物語は3人の視点でまったり進行。進んでるような進んでないような。マーカントのパートが面白い。2023/07/20

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