- ホーム
- > 電子書籍
- > コミック(少年/青年)
内容説明
寺田刑事の死により、急激に凶暴性を増していく鋼人七瀬。その存在を支持する流れにあまりにも傾きすぎていることに対し、琴子は、九郎の従姉・桜川六花の関与を確信する。嘘で真実を砕き、新たな真実へと変えるために琴子が組み上げた“四つの解決”は、六花が生み出した“虚構の怪物”を打ち破ることができるのか!? 鋼人七瀬との最終決戦が幕を上げる――!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゼロ
76
鋼人七瀬との対決スタート。琴子は4つのプランを考えてきて、そのうち2つを披露。実際には直接話をしているわけではなく、ネット上でのスレッドになるが、ヴィジュアル化しているので非常に分かりやすい。寺田刑事を狙う女性警察官も父親の怨恨という話もあり得そうな話ではある。反論する余地が残っているのもあり、二つのプランは失敗に終わる。次の巻では、二つのプランを話して、決着に持ち込めるのか?また九郎が七瀬と対峙し、容赦なく破壊されている。不死身とはいえ、殺され続けるとはね。六花も自殺してるし、なかなかの作品です。2022/10/08
ゆんこ姐さん@文豪かぶれなう
51
うん!漫画ってか、文字漫画だね!というかよくあの原作をコミカライズしようとしたもんだなと、これ思うの何度目だろう…。ここからの四つの推論の展開のコミカライズが一番難しかろうに…。片瀬さんお疲れ様……。なんかもはや、岩永独壇場で、九郎はとりあえず戦って死んで生き返ってのループ、美しい絵と紗季さんはもはやBGM…?!状態。でもちゃんと漫画になってるのがすごい。次で最後かな?原作も面白いけどコミカライズしっかりしてるよ〜!買い始めて正解だったわ。2016/12/16
もも
42
待ってました五巻目。今回も面白かった!虚構争奪議会開始で岩永の推理ターン。鋼人七瀬を倒す為に『四つ解決』を組み上げた岩永。電子上の掲示板でやり取りされる議論をどうコミカライズされるんだろうと思ってましたが、こう来ましたか!片瀬先生、上手いなあ。黒幕の六花さんは益々怪しい感じに(ラスボス感がすごい)。岩永と九郎、互いに信頼し合ってるからこその反撃。二つ目の解決が真実なら――七瀬の境遇は哀しい悲劇だ。嘘を積み重ね虚構を真実とする。残り二つの解決はどのように描かれるのか。次は六月。楽しみで仕方ありません。2016/12/17
カラシニコフ
40
オマケマンガの破壊力が強すぎて、本編を忘れてしまうのが読後の悩み(笑) ★★★★☆ カバー裏の豆知識とかなんだよ(笑)2016/12/23
ネムコ
34
ここから先をコミックで読んでしまったら小説版は読めないかも、とは思ったが、キャラが気に入ったのでコミックで読み切ることにする。とうとう始まった琴子と六花の直接対決。普通推理合戦といえば真相を当てるものだがこの場合、真相は既に明らかにされている。その上で偽りの真相を不特定多数に信じ込ませなければならない。アドバンテージは向こうにある。大逆転はなるのか?!2016/12/23