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内容説明
本当の物語はここから始まる――驚愕の[恋愛×伝奇×ミステリ]、次なるステージへ!! 怪異達の知恵の神・岩永琴子、2つの怪異の能力を有する桜川九郎、九郎の元カノで警察官の弓原紗季。3人がついに真倉坂市に集結! 首を折ってさえ倒すことの出来ない、世の理を外れた怪物・鋼人七瀬を退治すべく琴子の口から語られる術とは――!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゼロ
86
鋼人七瀬が想像力の怪物という切り口は面白い。アイドルも虚像ではあるが、まさかインターネットにあるまとめサイトにより、都市伝説が生まれているという推理は、この作品がただの伝奇モノではなく、「虚構推理」をするということが伺える。また倒し方としては、「虚構」でも良いから「物語」を作ると言うのが良い。そして九郎と琴子の二人の関係も独特。付き合っているようだが、九郎は、素っ気ない感じがする。自分が化物故に人との距離を持とうとするのだろうか。次巻以降、大きく物語が動きそうな気配するので楽しみにしています。2022/09/29
もも
53
コミック3巻目。ついに虚構推理の部分が明らかに。岩永の本領が少しずつ見え始めたという所でしょうか。原作は読了済みなので展開はわかっていても読むと楽しい。文字数多めですが、これだけテンポ良く進めてるのは良いと思う。岩永と九郎が恋人らしい雰囲気をようやく出してくれました。良かったコミックで。原作だとあまり出してくれないんですもの…。巻末の出張版での「お気の毒に」の岩永が良い笑顔すぎる(笑)。そんなおひいさま好きです(笑)。次巻は8月かあ。楽しみです。2016/04/17
ゆんこ姐さん@文豪かぶれなう
50
鋼人七瀬とは一体何かが分かり、そして、九郎の「くだん」の能力についても明かされる。原作にもあった通り、虚構で虚構を制する策をとろうとする琴子。サキさんは相変わらず怯えつつも、警察の調査内容を琴子に明かす。琴子、九郎、サキさんの掛け合いが楽しい。これは原作もだけど。シリアスな中にもコミカルを入れてくるというのは難しいと思うんだけど、なかなかうまくやってます。漫画家さん。これからさらに漫画化するのには難しい内容になってくると思うがどうなるか。結末は知っていてもコミックの方も楽しみになってしまう一冊。2016/04/19
ぴよの助
48
琴子の巫女の舞が面白かった。城平先生の脚本はやっぱり面白い。そしてヒロインは一癖も二癖もある。九郎先輩と琴子がようやく恋人っぽい感じになったけどやっぱり淡々としてるというか。妖怪座敷童よかった。出張読み切りもすごく面白い。早く4巻よみたい2016/04/15
イーダ
40
虚構推理の意味がやっと解りました。しかし、鋼人七瀬を形作ってる人の意図はどこにあるのでしょう?そして琴子さんって、ちゃんと歳をとってるのかな?見た目どう見ても中学生にしか見えないのだけど・・・2016/04/18