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内容説明
エレンの生家の地下室に眠る「真実」を手に入れるため、ウォール・マリア奪還最終作戦を決行した調査兵団。しかし、その行く手にはライナー、ベルトルト、そして「獣の巨人」らが待ち構えていた。絶望的な戦況。情報、戦力、作戦。何もかもが、足りない。多くの犠牲を出す最中、作戦を指揮するエルヴィンが下した決断とは――? かつての仲間達との戦いに勝利し、エレン達は「真実」を手にすることができるのか!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海猫
410
冒頭から死地の連打で、ひたすら手に汗握る。それでもなおすべての人物が残酷な運命に必死に抗い、読んでるこちらも祈るような気持ちが心に溢れる。しかし展開は容赦なく、一瞬一瞬が気が抜けず、台詞やモノローグが突き刺さってくる。作品の序盤で感じた絶望感が再び戻ってきた上に、高揚感が加わった感じ。20巻を読んだばかりなのに次巻が待ちきれない。あと今回は嘘予告までやたら哀切で、胸が締め付けられてしまった。2016/08/09
mitei
300
ついに誰かを犠牲にしてでも勝利を得る感じになってきた。熱い戦いだなと思った。また嘘予告が気色悪い笑2016/09/11
NADIA
282
これほどまでの絶望的な状況でもわずかな希望を失わず、前に進もうとする人類に感動。まだまだ状況は闇の中だけど、一筋の光明は失われていない。物語もいよいよ佳境。続きが気になって仕方ない。個人的にはジャンには何としても生き残ってほしい(^^;2016/08/11
玉響
184
勝つ為に懸けたのは自らの命だった。「夢を諦めて死んでくれ」リヴァイの言葉が鋭利な刃物のように胸に突き刺さる。この言葉を受けて静かに微笑んだエルヴィン。絶望の淵に立たされた彼等だけれど、決して勝つ事を諦めてはいない。「人はいずれ死ぬ」確かにその通りだ。けれど無意味だったとは思わない。哀れに死んでいった兵士を想う事が、次の生者に意味を託す事ができるのは、生きて、戦っている者のみ。それこそが唯一、この残酷な世界に抗う術だという事を彼等はもう既に知っている。――アルミンは最期に夢みた海を見る事ができたのだろうか。2016/08/15
† mpwレイン †
144
【Kindle】うわーそうきたか!怒濤の戦闘巻でしたなぁ。これどうなっちゃうの?あの二人は?2016/08/10