内容説明
両親が亡くなり、おじの家に預けられることになったメアリー。大きなお屋敷は、夜になるとすすり泣く声が聞こえたり、庭には10年間も閉ざされた花園あったり…荒れた庭がよみがえるにつれ秘密がとかれて……! さくさく読める世界名作シリーズ第13巻。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
28
子どものころは気づけなかったことに大人になると気づけることがある…。娘と一緒に名作を読みながら(すごい抜粋なのであっという間に読めちゃう…)、彼女が感激するところが昔の自分と一緒だったりするときにムネキュンなのも素敵。子供のころは彼らの孤独が嫌でこの話が苦手だったことに気づかなかったんだなあ…。2021/10/06
わかな
19
子供の読書感想文の為に読みました。とっても懐かしい♡子供の頃、わくわくドキドキしながら読んだことを思い出しました(*´˘`*)2016/08/08
ひと
18
シリーズ本を21冊まで読み進んだところで、娘が父へオススメしてくれた一冊で、私には初めてでした。女の子向けのタイトルですが、ひみつとちょっとした冒険があって、友情を育みながら主人公が前向きに変化していくストーリーが良かったのかもしれません。昔読んだ懐かしいタイトルだけでなく、これまで読んだことのなかったものも、娘を機に読んでみたいですね。このシリーズもあとわずかとなりましたが、娘にはこれからも読書体験を楽しんでいってもらいたいと思います。2017/05/20
nana&qoo
18
9歳の娘が読みまくっている「10歳までに読みたい〜」シリーズ。パレアナやセーラのような良い子の話ばっかりだと息切れするかと、こちらも借りました。春の芽吹きを感じる今の季節に読ませる事ができて、良かったと思います。私も読了。ハリエニシダやヘザーといった英国文学に常連さんの植物もカラー写真で分かりやすく、作品世界に入りやすい一冊です。不味そうなポリッジも載っています(笑) 娘には、いつか完訳版も手に取り、メアリーVSコリンの場面などを、じっくり読んで欲しいと思います。2017/04/24
あおい
13
まずタイトルが素敵。両親が亡くなりおじさんに引き取られたメアリーは10年間誰も入った事がない鍵のかかった庭が気になって…。庭に魅せられたメアリーが元気にどんどん変わっていく。病気でワガママなお坊っちゃまコリンとのやりとりもいい。2017/10/04