内容説明
叔母の家に住みはじめた11歳の少女・ポリアンナは、「幸せゲーム」でまわりの人たちの心をあたため、奇跡を起こしていきます。そんなある日、ポリアンナは交通事故にあってしまい…。さくさく読める世界名作シリーズ第17弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
読書ニスタ
38
幸せゲーム。 大人になると、不幸せゲームから出られなくなる。人類史上、今ほど幸せなときはないのにー。シンプルさに泣けたー。2020/05/10
annzuhime
35
院内学級の本棚から。小学5年生の長女と共読。作者の名前を見て、少女パレアナと同じ作品だと気付く。小学生向けだから読みやすく端的にまとめられてる。それでもしあわせゲームの良さは十分に伝わる。児童文学だけどなかなか重めな事故に遭遇するけど、ポリアンナが広げた幸せの輪が救い。長女にはいつか私が所蔵する少女パレアナの小説も読んでもらいたい。2024/11/28
たまきら
31
最近三年生は絵本よりも、かわいらしいイラストが挿絵に入ってる厚めの本を楽しむようになったので、こんなのはどうかな?と借りてきたら大ヒット。もともとオカンがポリアンナ思考なので「幸せ探し」が響いたようです。彼女って薄幸の少女というよりすごく図々しい強引マイウェイ女子。いまだに「あんたってポリアンナよね」と形容詞になるぐらいの有名人だし。娘には是非そんなたくましさをつかんでほしいです。2020/07/24
あーちゃん
16
学びライブラリーで読んだ。 すごく良き!!! 『幸せゲーム』が心に響く! あまり人と関わらなかった人でさえ巻き込んでいくポリアンナがすごいと思う。 尊敬する。 こんな風にたくさんの人を巻き込める人になりたいと思う。2021/08/02
十六夜(いざよい)
13
母親を亡くし、父親とも死に別れることとなった11歳の少女ポリアンナは、大きなお屋敷で暮らす独身のおばさんミス・ポリーに引き取られた。〝うれしい遊び〟で辛さや悲しみを乗り越えようとするポリアンナは、やがて町中の人たちを勇気づけ、さらには「義務」で引き取ったおばさんの心をも溶かしてゆくのですが、そんなポリアンナにさらなる試練が…。ポリアンナの気持ちの強さが伝わる作品。ものの捉え方の角度を変えて見れるのは素敵な事。2021/05/20




