オーバーヒート

個数:

オーバーヒート

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年08月04日 17時52分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 185p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103529729
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

言語と肉体の間を激しく行き来しつつ生きる哲学研究者を描く「オーバーヒート」、川端賞受賞作の初短篇「マジックミラー」を収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

207
第165回芥川龍之介賞受賞作&候補作第三弾(3/5)は、候補作二作目です。千葉 雅也、二作目です。ゲイが主人公の中編&短編、選考委員に、このテーマはあまり評価されないのかも知れません。しかしオーバーヒートが、太陽●門だったとは(驚) 【読メエロ部】2021/08/04

buchipanda3

108
前作「デッドライン」では修論の締め切りにギャーと言っていた主人公が、今作では40歳の中年となり、大学の准教授として指導教官になっていた(併録作ではハッテン場が再び描かれていた)。そんな彼の大阪での日々の生活で頭に浮かんだ思念が日記のように言語化されて綴られる。彼がいつも尖った自負心を見せながら、パートナーの晴人に対してふいに小心な一面が出てくるギャップが印象的だった。抽象的な言語の不満と不安が過熱して具体的な肉体への衝動を求めたのだろうか。それでも過去と現在を巡るうちに冷静になり一歩進めたのかなと思えた。2021/07/13

美紀ちゃん

101
芥川賞候補作。純愛みたいだと思った。 好きすぎて怖くなるみたいな。 男同士だと、結婚みたいなオチはないから、この先は2人はどうなって行くのか?不安なのが伝わってくる。 そして、「今夜泊まってけば?」と誘った時の勇気。 1歩を踏み出すことにしたのだと思う。 終わり方が良い。 読んでいて思った。 これは作者と私は同じ中学校出身確定だなと。 実家に帰ってきて家族との昔の話が、地元すぎる。 思い描くことができる。場所がわかる。 栃木県ネタは、わかるのでちょっと嬉しくなった。2021/09/05

うののささら

78
ホモの視点で大阪での生活を哲学的に書くとこうなるのか。ドゥールーズやホメオパシーなど難しい言葉が出てきておもしろかった。今年の芥川候補は好きな作品が多かった。准教授の仕事は青春時代に囲まれていいし大阪の生活もバーに行ったり楽しそうだがホモのシーンだけは早送りでした。LGBTが社会的に認知されようとしてるが、やめてほしい。ホモは昔から楽しく生活してたし、左翼運動の戦略として仲間を増やすのと社会の混乱が目的。スタバのようにトイレが男女いっしょだったり、女湯に自称Lが入る世の中は文化が混乱する。2021/10/23

harass

77
この思想家が小説をだしていたことに気がつき借りる。表題の中編と短編。著者を連想する准教授が主人公。また、著者が自らゲイだと公言していたのをすっかり忘れていた。いろいろ面白い言い回しがあり、ぼんやりした筋と比喩象徴の仄めかしに、ああ現代小説だと読中読後に感じつつページを捲った。「LGBTは普通? 普通だと思われたがるなんてのは、マジョリティの仲間に入れてくださいというお涙頂戴の懇願にほかならない。『我々』は『やつら』とは違うとプライドを持ってきたんじゃないのか。腰抜けが!」他の作品も読みたい。2021/08/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/18245139
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品