内容説明
コールドチェーンの構築は、食品だけにとどまらず、医薬品、化学品、電子部品、生花など、さまざまな場面で求められる。またその対象国も、日本や欧米諸国をはじめ、これから整備が求められる新興国など世界各国におよぶ。本書では、コールドチェーンの歴史や概要に触れ、タイにおける鶏肉加工食品の対日輸出など実際の事例もとり上げながら、コールドチェーンの可能性を問う。
目次
序章 今、なぜコールドチェーンか―二一世紀はコールドチェーンの時代!
第1章 コールドチェーンの概念
第2章 コールドチェーン発展史
第3章 コールドチェーンにおける食品の安全と鮮度・温度管理
第4章 コールドチェーンの市場
第5章 コールドチェーンにおけるサプライヤー
第6章 コールドチェーンの実際―鶏肉加工食品の対日輸出
第7章 コールドチェーンの新しい動向
第8章 日本におけるコールドチェーンの課題
著者等紹介
森隆行[モリタカユキ]
1952年生まれ。大阪市立大学商学部卒業。現在、流通科学大学商学部教授
石田信博[イシダノブヒロ]
1956年生まれ。同志社大学大学院経済学研究科博士課程後期課程修了。現在、同志社大学商学部教授
横見宗樹[ヨコミムネキ]
1973年生まれ。関西大学大学院商学研究科博士課程後期課程修了。博士(商学)。現在、大阪商業大学総合経営学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。