内容説明
ブラック型企業でも、優秀な人でなくても大丈夫!業種別・職種別、君の給与を増やすルールを教えます。
目次
第1章 給与が増えなくなったのは君だけじゃない
第2章 君の給与を増やすための基本ルール
第3章 業種別の給与の増やし方
第4章 職種別の給与の増やし方
第5章 二重苦企業から脱出したい君へ
第6章 希望は人事制度の中に必ずある
第7章 ハケン・アルバイトから抜け出せない君へ
著者等紹介
平康慶浩[ヒラヤスヨシヒロ]
セレクションアンドバリエーション(株)代表取締役。1969年大阪生まれ。大阪市立大学経済学部卒業。早稲田大学大学院ファイナンス研究科MBA取得。アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア(株))、アーサーアンダーセン(現プライスウォーターハウスクーパース(株))、(株)日本総合研究所を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
213
中々会社にいるとラットレースになり、きついよなぁと思った。2012/02/04
Miyoshi Hirotaka
41
進学、就職、結婚という大きな意思決定をする機会は人生の前半戦に集中する。これらは簡単にやり直しがきかない。置かれた場所で咲く努力が必要。人の寿命が企業の寿命を越え、その間に長期の経済変動を何度か経験するようになった。世界シェア8割だった電子産業に就職した若者は大きな挫折を味わった。仮に、嫌になって転職したり、起業したりしても組織人であることに変わりない。昇給には優秀さは不要。組織のルールを学び、それに従い上手にプレイできるようになること。例えると、野球をするには野球のルールを知らないとできないのと同じ。2016/07/25
№9
27
今や「正社員」というステータス(?)は年齢の高低などには関係なく、けして「確約された」ものではなくなった。本書は「出世」とか「昇進」のためとかではなく、もっと直截的に「より良い給与」を得るための組織の中で立ち振る舞い方を、「これから」という若い人たちに具体的に説く。そんな本書を長いこと「会社員」をしてきた自分が読めば、そんなふうに振る舞ってこなかった自分を振り返り、ちょっと心苦しくもなる。そんな嘘偽りのない割り切って受け入れるしかない現実が本書にはある。先の見えない時代を生き抜くための一つのヒントとして。2013/08/14
太田青磁
20
企業の人件費に関する考え方か大いに参考になる良書です。何度か転職しましたが、社風とは給与体系であり、昇進基準に如実に現れることに驚愕の思いです。振り返って自分のキャリアを考えるには、割り切りも必要なのだなあと。スピードと正確性を両立させる。一人で仕事をしない。コミュニケーション能力を高める。評価する側の感情を理解する。ちょっとばかりうまく立ち回ってるひとを観察しようかなという気分です。2013/01/14
わさび
11
業界や置かれた状況によって、給料を上げる(評価を上げる)ために有効な方法を紹介している。今の自分に当てはまる項目も多かったので、参考にしたい。2014/03/30