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内容説明
【無料試し読み閲覧期間2024/4/15~2024/4/28】
高校生同士のカップル……。妊娠していると知った彼女は、中絶手術を受けるために単独で病院へ向かう。しかし、未成年者の場合、パートナーの男性と両親の同意書が必要だと知る。ぶつかり合う二つの家族。中絶か出産か、決めるのは親か子か、産科医が出来る事とは!? <収録作品>「未成年妊娠」「無脳症」「被膜児」「喫煙妊婦<前編>」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
309
中絶の話はつらいなぁ。四宮先生の冷たいキャラになった経緯が気になった。命を扱う仕事というのは本当に辛いししんどいことが多いなと思った。ちなみに四宮って名字のキャラって他の漫画でも冷たそうなキャラで始まるよな。2017/11/03
hiro
84
第一巻に続いて無料の電子書籍を読んだ。「未成年妊娠」といえば、自分でも古いと思うがTVドラマの『金八先生』を思い出す。その他小説でも、東野圭吾や辻村深月も題材として取り上げているが、この『コウノドリ』は産婦人科医からみた未成年の妊娠のことがわかる。第一巻から登場の女医の下屋カエに加え、アラフォーの助産師小松ルミ子と、鴻鳥の同期産婦人科医四宮ハルキが登場して、主要なメンバーは出そろったようだ。TRACK5「無脳症」では、涙をこらえるのがやっとだった。本当に命について考えさせられた。2017/10/15
五右衛門
66
研修医のときの無力さが生かされてよかった!2017/09/06
扉のこちら側
48
2017年370冊め。無脳症はつらい。なんだか四宮を見て周産期に進んだ同級生を思い出した。余談だがサクラの兼業ピアニストという設定に疑問を持たれている感想を見かけるが、ジャズピアニストと二束のわらじを履いておられる実在の医師をモデルにしているからである。2017/10/28
mukimi
48
唯一殺人を許される職業、産婦人科医。人工妊娠中絶について2巻にして正面から描かれていた。お母さんがそのあともっと幸せに生きるための手術。中絶をよろこんでやる人間なんていない。綺麗事ばかりじゃやっていけないのが医者の世界だけど、こうのどり先生の、中絶はできればしたくないですよ、赤ちゃんは大好きですから、というセリフがなんだか様々な猜疑や葛藤を包み込んでくれたように思う。2016/05/20