文春文庫<br> 秋山久蔵御用控 垂込み

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文春文庫
秋山久蔵御用控 垂込み

  • 著者名:藤井邦夫
  • 価格 ¥722(本体¥657)
  • 文藝春秋(2013/09発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167805227
  • NDC分類:913.6

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内容説明

盗賊同士の足の引っ張り合いを、“剃刀”久蔵が見事に裁く!

“隠居の彦八”と呼ばれる元盗賊が江戸に舞い戻ったという。処刑された頭(かしら)の酉蔵の一周忌の法要を行う目的らしい。一方、酉蔵の娘の周辺では、蝮の藤兵衛の一味が様子を探っていた。盗賊同士、どんなかかわりがあるのか? 南町奉行所吟味方与力・秋山久蔵は、手下とともに盗賊どもを追いつめる!
好評シリーズ第18弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とし

20
一話完結なのに、今回は町奉行裁きと若年寄裁きの二話で完結、脚本読んでるでようで読みやすい、淡々と話は進むが悪はバッサリ、人情裁きも次々回も楽しみなシリーズです。2013/08/22

ひかつば@呑ん読会堪能中

9
南町の与力、権力を持った悪党には容赦しない剃刀久蔵の文春版第5弾。 久蔵さん、初節句を迎える嫡男のおかげか随分と丸くなったようで、町方が手を出せない旗本に己の身上を賭けて啖呵を切るところが見たかったのだが、今回の話はどれも大人しかったな。知らぬ顔半兵衛さんも名前だけで出てこなかったし..まぁ久しぶりに楽しんだからよしとしよう。 2013/09/18

ソババッケ

6
シリーズ18作目。大助も10ケ月となり、初めての端午の節句を迎えた。兜と家紋や鐘馗の絵柄の幟などが座敷に飾られる。菖蒲は邪気を払う力があるとされ、軒先に挿したり、菖蒲湯を立てたりする。子供たちは菖蒲打ちをして遊ぶ。菖蒲の葉を平らな三つ編みにし、互いに地面を打ち合って切れたのを負けとする遊びらしいが、面白みがよくわからない。太市も少しずつ慣れてきた感じ。今回も4編の連作。ちょっと平凡な内容すぎたかな。久蔵のあの啖呵もきかれない。おまけに雲海坊はつけていた相手に悟られ、刀傷を負ってしまった。★3.02013/09/14

あかんべ

5
知らん顔の半兵衛さんは出てきそうで、出てこない。隠居の旦那としてちょっと顔を出して欲しかった。それと半次さんも。2013/09/26

なつき

4
久蔵の嫡男の初節句。その喜ばしさと同時に節句を迎えることなく亡くなった子供の、そして親の悲しみが切ない。悪徳医師の師匠と弟子を許さぬ久蔵と和馬の決意が悪事を暴いていく。2014/01/19

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