文春文庫<br> 秋山久蔵御用控 冬の椿

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文春文庫
秋山久蔵御用控 冬の椿

  • 著者名:藤井邦夫
  • 価格 ¥733(本体¥667)
  • 文藝春秋(2016/05発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167905897

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内容説明

同心の和馬は町中で、かつて秋山久蔵が斬り棄てた浪人の妻と娘を見かけた。ふたりは穏やかそうに暮らしていたが、なぜか大店の内儀が探りを入れていた。不審を抱いた和馬は、久蔵の許しを得て母と娘を見守ることにした。やがて、娘が博打打にさらわれかけるという事件が起きる。大店の内儀と母娘にはどんな関係があるのか。久蔵は過去を探ること……。
好評シリーズ第26弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とし

119
秋山久蔵御用控「冬の椿」26巻。今回は不浄役人と蔑む旗本に対するきついお仕置き無かったですね 旗本島野典膳いさぎよし旗本カッコ良かったですね。2016/07/21

いつでも母さん

90
大好きな秋山久蔵シリーズ最新刊!いつ読んでも絶対の安定感が良い。このシリーズは永久に続けて欲しいな。タイトル作、良かったなぁ。夫を斬った久蔵に恨み言も云わぬおきぬの心が好きだ。木戸番の喜十も良い。落し前では馬鹿息子に「お上や他人の手に掛かるより父親の儂の手で死ぬのを冥加に思え・・」と言った父・典膳が凄い。が、その心中を思うと哀しい。今、政に携わる者にその気概が欲しいとちょっと思ってしまい読了した。2016/04/14

ソババッケ

9
シリーズ26作目。例によって4つの連作短編。今回はこれという特徴のない平凡な物語。しいてあげれば、秋山家の若き奉公人・太市が肥後細川家の元藩主・春斎を市井で助けたことぐらいか。最後の「落し前」だけは、剃刀久蔵を感じさせる手荒い取り調べ、旗本屋敷に乗り込み、主に息子の成敗を迫る場面、などもあって何とかこのシリーズを維持している感じ。早く太市が活躍する場面や、お糸が「笹舟」を仕切る時代とならないものか。★3.22016/04/29

デジ姫

7
1話ごとのすっきりした終わり方はさすがカミソリ久蔵。細川藩の元城主もこのまま忘れ去られるにはもったいない人材なのでたまには登場して欲しい。知らぬが半兵衛の旦那は今何処・・せめて1シーンだけでも姿を現せて欲しい。2016/06/02

あかんべ

5
久蔵がここぞという場所で登場。部下に任せるところもしっかり抑えているし、こうなるだろうと先読みするちからもあって、かっこいい。2016/07/01

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