内容説明
博奕打ちが殺された。直前に会っていた男は気の弱い若旦那ふうだったが…久蔵は手下たちとともに下手人を追う。
好評シリーズ第24弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
114
秋山久蔵御用控 「守り神」24巻。剃刀久蔵さん良いですね、文の書き方も良いな~安定感バッグンです。2015/08/22
いつでも母さん
56
絶対の安定感で今回も読了する。私の中ではもはや『水戸黄門』ばりのシリーズです。久蔵の家族・柳橋の一家皆大好きです。藤井作家、このままずーっと続けて欲しいところです。2015/08/18
ソババッケ
10
シリーズ24作目。例によって4つの連作短編。今回は香織や大助、若い太市といった家族がらみの物語とはならなかった。唯一「腐れ縁」では狂言をはたらく女を船宿・笹舟の養女・お糸が尾行する場面があった。おっ、お糸の立ち回りと期待したのだが、残念。お糸は子供のころから雲海坊と同じ長屋に暮らしていたのだが、実父がある事件で殺され、天涯孤独となった。お糸を笹舟に伴ったのはこの雲海坊である。年ごろとなったお糸はもう「お糸坊」と呼ぶなという。久蔵の啖呵も、旗本屋敷に乗り込む場面もあったのだが、相手は下手に出た。★3.32015/08/15
あかんべ
8
和馬に秘密な顔が!とおもったら、な~んだ。上司として嫁の世話をしたら?2015/10/06
Suzu
2
剃刀久蔵シリーズ。第1話邪魔者では和馬の淡い想いが実らず残念。第2話人違いは松原修理は主としてというより人としてもどうなの?神尾は死んだことにして新たな人生を歩ませることにした久蔵に天晴れ。第3話守り神は犯人は母親だと知ったら文吉はどうなのだろう?この先もっと強く生きていってほしいと願わずにいられない。第4話腐れ縁でも、またクソみたいな最低の男にムカっ腹が立った。おゆうも哀れな女だよ。それに漬け込む裕次郎は久蔵に叩き斬られて当然。ざまーみろーとスカっとしたところで次巻に進む。2017/09/24