〈早稲田大学ブックレット「震災後」に考える〉シリーズ<br> 復興に女性たちの声を - 「3・11」とジェンダー

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〈早稲田大学ブックレット「震災後」に考える〉シリーズ
復興に女性たちの声を - 「3・11」とジェンダー

  • 著者名:村田晶子
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 早稲田大学出版部(2012/09発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784657123169
  • NDC分類:369.31

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内容説明

新たな平等社会をめざして。避難所、仮設住宅、復興行政など、復興に関わるあらゆる場面で、女性たちの声がかき消されてしまっている。女性の声はなぜ聴かれないのか。災害復興におけるジェンダーを考える。全国学校図書館協議会選定図書

第1章 災害・復興と男女共同参画――女性が主体となっていくこと(新井浩子)
はじめに
 1 国内外における近年の取組み
 2 災害によるダメージと女性
 3 東日本大震災における被災者支援の取組みと課題
 4 災害・復興における男女共同参画に向けて
   コラム1 もりおか女性センターの被災者支援 その1(平賀圭子)

第2章 被災者支援における女性センターの役割(村田晶子)
 はじめに
 1 女性センターのミッション
 2 震災後の女性センターの活動
 3 事実の記録化を
 4 よりいっそうの機能充実を
   コラム2 もりおか女性センターの被災者支援 その2(吉田明子)

第3章 放射能汚染と生活を考える母親たち(近藤牧子)
 はじめに
 1 母親たちの状況
 2 空間線量や食品の基準への苦悩
 3 安全を担保するはずの「科学」への不信
 4 インターネットによる情報収集
 5 関係を築こうとする母親たち
   コラム3 災害時、女性のからだをどう守るか(福島裕子)

第4章 “女の子”支援からみえたこと(安部芳絵)
 はじめに
 1 女の子とはどのような存在か
 2 支援物資の持つ意味
 3 ニーズから権利へ
 4 女の子がエンパワーされる復興に向けて
 5 日常から子どもの声をまちづくりに
   コラム4 学生・ジェンダーの視点からの震災と復興(矢内琴江)

付録 東日本大震災と女性に関する文献紹介(川副早央里)

あとがき

目次

第1章 災害・復興と男女共同参画―女性が主体となっていくこと(国内外における近年の取組み 災害によるダメージと女性 東日本大震災における被災者支援の取り組みと課題 災害・復興における男女共同参画に向けて)
第2章 被災者支援における女性センターの役割(女性センターのミッション 震災後の女性センターの活動 事実の記録化を よりいっそうの機能充実を)
第3章 放射能汚染と生活を考える母親たち(母親たちの状況 空間線量や食品の基準への苦悩 安全を担保するはずの「科学」への不信 インターネットによる情報収集 関係を築こうとする母親たち)
第4章 “女の子”支援からみえたこと(女の子とはどのような存在か 支援物資の持つ意味 ニーズから権利へ 女の子がエンパワーされる復興に向けて 日常から子どもの声をまちづくりに)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

真田 光

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仕事の関係で読んだ。「つい最近まで、女性は防災・復興分野において『市民』ではなかった。現場では沢山の女性が尽力しているのにも関わらず、意見を求められることもなく、単に『要支援者』『弱者』として処理されていた」という点に改めて気づかされるレポート・論考集。また、東日本大震災で表出した女性に関わる現象の記録として、3章「放射能汚染と生活を考える母親たち」と4章「“女の子”支援からみえたこと」は貴重である。特に4章のテーマについて、アカデミックな立場から研究されたことが今までにあっただろうか?2013/03/23

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