〈早稲田大学ブックレット「震災後」に考える〉シリーズ<br> 災害時にこそ問われる学級経営力 〈岩手・三陸編〉

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〈早稲田大学ブックレット「震災後」に考える〉シリーズ
災害時にこそ問われる学級経営力 〈岩手・三陸編〉

  • 著者名:河村茂雄
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 早稲田大学出版部(2011/11発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784657113016
  • NDC分類:374.1

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内容説明

悲しみのなか子どもたちを支えたのは、日常と変わらない学校生活、そして友人たちとの関わりだった。学校、学級の再建に向けて取り組んだ岩手県教師たちの記録。全国教職員必読の書。全国学校図書館協議会選定図書

第 1 章 3.11 当日とその後の教育現場 (河村茂雄)
1 その時何が起こったのか 震災当時の学校の様子
2 教師たちによる復旧の取組 物理的環境の確保に向けて

第2 章 学校再開から1 学期末まで 教育関係者はどう取り組んだのか
1 生徒指導主事の立場から 1 つの校舎で2 つの中学校の生徒が生活・活動した中学校の実践 (佐藤謙二)
2管理職の立場から 被災地域支援の前線基地にある中学校の実践 (根田真江)
3 養護教諭の立場から 専門家と学校現場をつないで効果を上げた養護教諭の実践 (工藤宣子) 
4 教育関係者の立場から 多くの支援を学校につなげ, 学校を後方から支えた取組 (森本晋也)

第 3 章 危機にこそ大事にしたい学級集団の力 (河村茂雄)
1 心理面での総合的援助の必要性 
2 グループアプローチの土壌としての学級集団
3 第 2 章の先生方の実践から学ぶこと
4 改めて認識した人と人との絆の大切さ

目次

第1章 3.11当日とその後の教育現場/河村茂雄(その時何が起こったのか―震災当時の学校の様子 教師たちによる復旧の取組―物理的環境の確保に向けて)
第2章 学校再開から1学期末まで教育関係者はどう取り組んだのか(生徒指導主事の立場から―1つの校舎で2つの中学校の生徒が生活・活動した中学校の実践 管理職の立場から―被災地域支援の前線基地にある中学校の実践 養護教諭の立場から―専門家と学校現場をつないで効果を上げた養護教諭の実践 ほか)
第3章 危機にこそ大事にしたい学級集団の力/河村茂雄(心理面での総合的援助の必要性 グループアプローチの土壌としての学級集団 第2章の先生方の実践から学ぶこと ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

riviere(りびえーる)

2
著者はQUという学級満足尺度を利用した学級経営などで有名な早稲田大学教授。著者が岩手大学教授時代からかかわっている岩手県の教育現場についてのレポート。東日本大震災直後から一学期の終わりまで、地元の教育関係者が自分の立場でどのように動いたかを記録している。子どもたちのとってはあまりに過酷な出来事だったが、その中で子供たちを支えたのは日常と変わらない学校生活や友達とのかかわりだった。だからこそ、日頃の学級経営での取り組みが大切であると説く。2012/04/21

しゅんぺい(笑)

0
教育学部教授の河村先生も書いてる本。 横書きでしかも専門用語が多いので、ちょっと読みづらかったです。 淡々と事実、データを持ってこられる。 とりあえず流し読み。また読みます。2011/12/29

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