内容説明
時は平安。都では神隠しが頻発していた。そんな中、なんと道長の娘・彰子の入内が決定。さらに彰子は以前妖から受けた呪詛を発動させてしまう。異邦の妖怪・窮奇の仕業だ。衝撃を受ける昌浩(あの安倍晴明の孫!)は、しかし誰より大切な彰子の命を助けるため、相棒のもっくんと共に窮奇との対決を決意する。「来年絶対、螢を見に行こう」二人が交わした約束の行方は――。昌浩VS窮奇の、ついに最終決戦! シリーズ第三弾参上!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Yuna Ioki☆
41
1476-172-3 少年陰陽師シリーズ第三弾。窮奇編終了。昌浩と騰蛇の掛け合いが面白い(笑)成長してるのは昌浩だけではない様子。将神たちの心の変化がなんだか人間ぽくて微笑ましくもあり(笑)彰子と昌浩の行く末も気になるのでいつか続編を読み進めようと思う。2016/06/02
まりもん
17
今回は彰子の為に彼女の受けた呪縛というか呪いを自分の身体で引き受けつつの戦いというわけでもう死にまっしぐらという場面が多くてはらはらさせすぎです。もっくんと昌浩の呼び合う力と彰子の匂い袋の力と各自の絆が最高だった。 最後に彰子が入内していくのを見て泣いている昌浩と何も言わないようにするもっくんの男の友情を感じていたのだが、帰宅したら晴明と道長の策で穢れてしまった彰子のかわりに章子が入内して彰子が阿部家で穢れの呪縛から守る為に同居することになるなんて・・流した涙返せ~って感じだね昌浩。2012/04/04
梅みかん
13
御簾越しに手を会わせてる場面が印象的で、二人の気持ちが痛いほど伝わってくる。2019/04/30
綾乃
10
神隠しが頻発するなか、彰子の裳着と今上の帝への入内が決定する。 貴船へ蛍を見に行こうと約束したのもつかの間の出来事に、動揺した彰子は妖異によって受けた呪詛を発動してしまう、そんな彼女を助けるため窮奇との最終対決を決意する窮奇編3冊目。 半人前ながら彰子を守るために、必死に覚悟を決める昌浩と紅蓮の絆が心強い。 2020/04/12
うみ
10
「少年陰陽師」第3巻。彰子と昌浩の蛍を見に行こうという約束に心洗われたと思った矢先に、彰子の入内の話が持ち上がり、結ばれないと分かってもなお彰子を一途に想う昌浩の姿勢と、同じく昌浩を想う彰子の心中に泣き、終盤の戦いでまた泣いて…と思っていたのに、最後は昌浩と同様私もじい様に騙されました…結果的には嬉しいんだけど、じい様の掌の上で転がされている感がまた何とも(そこがいいんですけど 笑)十二神将も徐々に出始めていて、ますます続きが楽しみです。2017/08/05
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