内容説明
杉原爽香、二十一歳の冬。中学時代の恩師・河村布子(かわむらきぬこ)の家を訪ねた爽香は、河村家に居候中の女の子・由希と劇的に出会った。由希は、殺人事件のあった夜、行きずりの男とホテルに入り、帰り道で非常線に引っかかり補導されたという。一方、布子の夫・河村刑事は女性ばかりを狙った連続殺人を捜査中だったが? 爽香がまた一歩大人に……人気シリーズ第7弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あつひめ
70
爽香!!そうだよ…明男ばかりが男じゃないよ!!今回は、いくらか…まあ、多少は明男&祐子の姿を見ると心が揺れてるようだが…だんだん落ち着いてきたようで…よかった。読んでいてほっとしたよ。おばさんは。大学でのお友だちもできたし、由季という妹分もできたし。少しずつ世界が広がってるみたいで…。今後一年でどんな成長を遂げて、どんな幸を手にするのか楽しみになってきた。ミステリー…っていうより、爽香の成長記録みたいなものとして楽しみになってきた。さあ、次読みます!! 時代を感じるものは、ワープロかなぁ。2014/10/13
セウテス
52
〔再読〕シリーズ第七弾、1994年爽香21歳の冬。恩師布子の家を訪ねた爽香は、殺人事件の夜に補導され居候している由季と知り合う。布子の夫である河村刑事は、女性ばかりを狙う連続殺人事件に大忙しだった。そんな二人に犯人の影がせまってくる。明男と別れた後の、成長した爽香の姿(女性の強さ)が、描かれています。タイトルの示す処は作品毎に違っていますが、今回は変質者の暗い過去を知っているクローゼットです。幼少期の生活環境が性格形成に影響するという考え方を、象牙色と表現しているのだろうか。色んな意味で考える作品でした。2015/05/17
siro
46
続けて7作目。今回の爽香は静かだった。新キャラの由季、野崎、次第に爽香の周りの顔ぶれも変わりつつありますね。そうだそうだ、たくさんの人と出会って世界を広げていくのは良いことです。男は明男だけではないのだぞ!そう言えば明男の周りに教授婦人…何やらひと騒動ありそうな…う~ん気になるので続きいきます。2015/10/14
takaC
34
おい!?爽香の心臓は何でもなかったのかい!?過去6作とは毛色を変えて(?)今回はサイコホラーですか。それでもやっぱり基本は色恋沙汰なんだね。そして今回は爽香自身が事件に巻き込まれたと言って良いのか微妙。2012/07/08
スミレ
22
シリーズ第7弾、爽香21歳の冬の出来事。 今回は爽香の友人となった人物が事件に巻き込まれ、爽香自身は直接は関わりませんでした。 家族想いで、誰とでもすぐに仲良くなれるというのは爽香の美点ですね。 失恋の痛手から立ち直ってはいませんが、新たな恋の予感!? 次作が楽しみです。2021/07/22