光文社文庫<br> 虹色のヴァイオリン - 杉原爽香、三十一歳の冬

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光文社文庫
虹色のヴァイオリン - 杉原爽香、三十一歳の冬

  • 著者名:赤川次郎
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • 光文社(2014/01発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334737429
  • NDC分類:913.6

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内容説明

新しい高齢者用住宅の準備計画〈R・P〉の中心人物として活気ある毎日を送る爽香。しかし、兄・充夫(みつお)の借金癖には悩まされ続けていた。一方、河村(かわむら)の愛人・志乃(しの)の隣室に引っ越してきた“佐藤”という男は、一見善良そうだが!? また、爽香の秘書・麻生が車で怪我させてしまった少女が突然映画デビューして!? 事件に仕事に息つく間もない爽香が大活躍の大好評シリーズ第17弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あつひめ

61
爽香も31歳ですか。ずっと人の心配ばかりして…。ぐうたら兄貴の一言で初めて自分の心の奥底に追いやったものを見てしまったのではないでしょうか。何でもない振りをしながら突っ走った明男との結婚。爽香は、人に恵まれる運を握ってる。それは、爽香の心掛けが生んだもの。多分、ぐうたら兄貴は、同じ血が流れていても絶対手に入れられないもの。あの兄貴が出てくると眉間にシワがよってしまう。子供たちの成長で、過ぎ去った時を感じる。次回作も楽しみ。麻生さんの幸せに乾杯!!2014/12/03

セウテス

60
〔再読〕シリーズ第17弾。爽香31歳の冬、河村と衣子の長女が習っているヴァイオリンの事らしい。河村の愛人志乃の隣室に、佐藤という男が引っ越してきた。一方河村は、情報屋から自分に恨みを持つ男が、出所した事を聞く。本作の事件は誘拐であり、ちょっとした仕掛けが在ります。しかし問題は、爽香の廻りのどうしようもない人達ではないでしょうか。最初の繋がりは、自分個人では選べない事が当たり前ですが、付き合っていく中で付き合うべき人たちや環境を、責任を持って選別して行く、それは大人の基本姿勢です。再読が、辛くなってきます。2017/05/19

siro

42
続けて17作目。またまた気になる終わりかた。そしてほっとしたラストに充夫が登場。イライラMAXで終わりって(笑)この人はずっとこのまま変わらないんだろうな。充夫の元カノも志乃も自ら去っていく。原因を作った男たちは何故こうもだらしがないのか…子供まで作っておいてやらなくてはダメなことは後回し。男性陣が残念な代わりに女性たちはカッコいい。爽香が出来るキャリアウーマンになるとは想像していなかったなぁ。2015/10/27

takaC

32
充夫のダメさ加減が目立った。志乃さんは(一旦?)身を引くのですね。次作以降しばらく出てこないということですか。2012/07/26

Syo

24
えらいまた 盛りだくさんで2022/08/14

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