光文社文庫<br> 牡丹色のウエストポーチ~杉原爽香 四十四歳の春~

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光文社文庫
牡丹色のウエストポーチ~杉原爽香 四十四歳の春~

  • 著者名:赤川次郎
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 光文社(2017/11発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334775230

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内容説明

「杉原爽香の娘を殺して」夜明け前の公園で交わされた契約が、危険な事件の連鎖を誘い込む。不穏な思惑などつゆ知らず、学校行事の一環で山間のキャンプ地に赴くこととなった爽香と娘の珠実。楽しいはずの旅行先で、殺意は着実に迫りつつあった……。新たな事件、移ろう人間関係、それぞれの成長。登場人物が読者とともに年齢を重ねる大人気シリーズ第30弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

セウテス

79
シリーズ第30弾【爽香44歳の春】今回はまず爽香の44歳の誕生日を、皆が祝ってくれるのが自分の事の如く嬉しい。そして、爽香を家族を悩ませ続けて来た、兄の充夫が遂に亡くなる。最後に何かの事故に会い、補償金を残すくらいはしてほしかった。物語はついに珠実が事件に巻き込まれる事となり、爽香の周りにも不穏な空気が漂い始める。人は確かに間違うものだが、大切なのは無くした信用を取り戻すまで、努力を続ける事だと思う。それはたいへん時間の必要とする事であり、明男はいつから始めるつもりなのか。ミステリの要素が、欲しいです。 2022/11/24

takaC

77
一昨年のえんじ色と被るよな。そういうのが中年の色ってことか?それと、山前譲さんが解説を書くのこのシリーズ何回目よ?メモってないからわからないけど初めてじゃないよね?2017/09/13

あつひめ

50
爽香も私もまたひとつ歳を重ねる。子供も成長し責任も増し…でも、今回はなんか爽香が柔らかくなった印象を受けた。ギスギスしてなくて読んでいてホッとした。まるで親戚のおばさんのような発言になるが、毎年このシリーズを読むことで杉原家と仲間たちの近況を知るお手紙のような気がしてしまうのだ。明男も爽香に心配をかけるような行動もなく(笑)変な表現だが安心して読み終えることができた。また来年も杉原家と仲間たちに会いたい。栗崎さんもお元気でいてほしい。2018/08/03

ありす

42
ついに爽香の家族が狙われた。だけどスピーディーな展開のせいかヒヤヒヤする場面はほぼ無く。相変わらず複雑な関係の登場人物たち。間が空きすぎて忘れていた人も何人かいたけど、不思議と読んでると思い出す。狙われた割には爽香がそこまで忙しそうに見えなかったのは麻痺してきたのかな。爽香に似てきた気がする珠実の今後の成長が楽しみ。一つ、今日子が登場しなかったのだけはちょっと残念。【杉原爽香シリーズ30作目】2020/11/03

星落秋風五丈原

41
人を轢いておいて知らん顔してダブル不倫ってどういう一家だよ!と思ったが最後はちゃんと悔いあらためて良かった。それにしても殺し屋まで味方につけて最強ですな。早すぎる兄の死。2017/09/27

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