真珠色のコーヒーカップ - 杉原爽香、三十三歳の春

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真珠色のコーヒーカップ - 杉原爽香、三十三歳の春

  • 著者名:赤川次郎
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • 光文社(2011/06発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334741174
  • NDC分類:913.6

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内容説明

〈レインボー・ハウス〉も開業し、チーフとして忙しい毎日を送る爽香。ある夜、爽香は、暴走族に襲われたという少女を助ける。その同じ晩、S工業グループ会長の息子・色部健治(いろべけんじ)が暴走族同士の抗争で殺されていた……。犯人は、健治と対立するグループのリーダー・緑川邦夫だという情報が入るが……。読者とともに登場人物たちが年齢を(とし)重ねる人気シリーズ第19弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

セウテス

75
〔再読〕シリーズ第19弾、爽香33歳の春。爽香はレインボーハウスのチーフとして、忙しいが充実した毎日を過ごしている。ある夜、暴走族に襲われたという少女を助けるが、同じ頃暴走族同士の争いで殺人事件が起きていた。今回は爽香の両親が登場しない分、少しは気持ちも楽に感じる。兄は相変わらずだらしが無いのだが、ここまでくれば犯罪者と同じにしか見えない。爽香が使うパソコンが初登場し、ケアハウスの実態、内情のたいへんさを知る。タイトルのコーヒーカップがある爽香行き着けの喫茶店「ラ・ポエーム」にも、どうやら謎が在りそうだ。2018/08/10

あつひめ

60
明男が出てきてからもう8年も経つんですね。爽香も仕事に追われると言うより、あれこれ騒ぎに巻き込まれて時間をとられているような印象を受けた。兄は相変わらずだし。それでも、爽香の信頼感は業界に広まりつつあるようだし…。このまま探偵業でも開いた方がよいような気がする。新しい喫茶店の存在…面白い設定だなぁ…赤川さん、いいね!と言いたくなった。緑川さんは、サラリーマンになるのだろうか?次回作が楽しみだ。2014/12/12

siro

44
続けて19作目。事件自体はなんだそれ?って感じでしたけど栗原さんや果林ちゃんが無事でほっとしました。今回の爽香は看護士に化けて大活躍でしたけど一歩間違えば危なかったですね。緑川は今後爽香の部下になるんでしょうか?なかなか良いキャラで楽しみです。中川がやっぱり謎。なんで?好きになっちゃったってこと?それで喫茶店まで始めたの??あっ!それと三宅舞がまた出てきましたね…明男大丈夫か!?う~ん心配です。2015/10/28

takaC

31
爽香の周りには「普通」の人は一人もいないのだろうか。まともな人は話題がないってだけ?2012/08/05

おおにし

17
今回の解説は何と!鶴見俊輔氏。大の赤川次郎ファンだったようだが、杉原爽香シリーズが現代日本の「風土記」であるという評価はちょっと褒めすぎでは?今回は色狂いのエロじじいが出てくるが、こんな男がどうして企業グループの会長をやってられるのか。事件自体はごろつきたちが起こしたしょぼいものだったが、またまた最後に爽香があわや殺されそうに。たまたま拳銃から弾丸がでなかったので助かったなんて、どんな強運な女性なのだろうか。「人間がコーヒーと違うのは、器がいいと、味も良くなることがある」という爽香の言葉が深い。2016/01/15

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