栗色のスカーフ~杉原爽香 四十三歳の秋~

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栗色のスカーフ~杉原爽香 四十三歳の秋~

  • 著者名:赤川次郎
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 光文社(2016/11発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334773458

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内容説明

着々と仕事を進める爽香の前にトラブルは絶えない! 都市開発を主導する大企業が抱える複雑な事情。愛人の死体隠蔽に奔走する取引先の男。そして、勤務する〈G興産〉の社長・田端の心変わり!? 期せずして爽香は苦難の渦に呑み込まれる。一方、夫・明男は、彼に恋する未亡人・大宅栄子と二人きりで会うこととなり……。登場人物が年齢を重ねる大人気シリーズ!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takaC

88
今年の事件は爽香とは無関係に発生したので、関わらずに済ませることもできたのかもしれない。これ、連載中はどういうタイトルなんだろうか。春夏秋冬はいつ決まるのか。2016/12/11

セウテス

83
シリーズ第29弾【爽香43歳の秋】今回は、いろんな事件が勃発するのだが、単に詰め込んだという感じだ。最後に、事件が意外な所で繋がってとか、一つ一つの事件が伏線となって、大きな事件に発展する等は無いみたいだ。シリーズでなければ、何の事は無い話でしかないのは残念だ。前回心配したように、明男は全く代わり映えしない。男から見れば、苦労するよと女性には伝えるのに、何故か女性は選ぶタイプなんだろう。これだけシリーズが続いて来ると、現実の時間と同じに物語が進むというシステムを、最初に構築した作者の勝ちという事だろう。2022/11/22

あつひめ

68
43歳の爽香にやっと会えました。相変わらず人に振り回されてます。でも、爽香が誰にも頼りにされなかったら、鬱になってしまうかも…と感じました。誰かの為に動き、誰かに助けられて過ごしてる。爽香が一人でいる方はトイレタイム以外ないかも。あまりにもいろんな話を盛り込みすぎてモヤモヤしちゃうけど…栗色のスカーフを身につけて明男を見つめる栄子がラストにいるということは…次回作はまた明男問題か?なんて想像してしまう。2017/01/10

itoko♪

62
年に一度のお楽しみシリーズ。登場人物が多すぎるけれど、今回は数作前の比較的新しい人脈で構成されていたのでついていけた感じです。最後のドタバタ劇で慌ただしくストーリーが終了してしまい、回収しきれていないのが気になるところ。次作まで覚えていられるか自信がないです…。それにしても、明男には毎回やきもきさせられてるなぁ。2016/09/17

星落秋風五丈原

39
うわーなんつー引きをつくるんですか。明夫ろくな女性にひっかからんな。2016/09/26

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