光文社文庫<br> 向日葵(ひまわり)色のフリーウェイ~杉原爽香五十歳の夏~

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光文社文庫
向日葵(ひまわり)色のフリーウェイ~杉原爽香五十歳の夏~

  • 著者名:赤川次郎【著】
  • 価格 ¥715(本体¥650)
  • 光文社(2023/09発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
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  • ISBN:9784334100339

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内容説明

登場人物が読者と一緒に年をとる「爽香」シリーズ第36弾! 杉原爽香は、恩師の河村布子から、布子の古い知人・小川久子の娘が起こした殺人事件について相談を受ける。どうも冤罪らしいのだ。しかもすでに娘は服役中という。真犯人を見つけ出すため調査に乗り出す爽香たち。たが、真実を隠蔽しようとする勢力が、さまざまな手段で爽香たちの行く手を阻む。冤罪事件の真相解明という、かつてない難題に50歳の爽香が挑む。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

すみっちょ

27
私にとってもはや面白いかどうかは二の次で、とにかく毎年読み続けることに意義がある本です。今回もツッコミどころは多々ありましたが、メインの事件は無事に解決。亡くなってしまった人もいるので円満にとは言えませんが、真実が明るみに出たことはよかったと思います。それにしても、前回も登場の三ツ橋愛がこんなに出てくるとは。あと前から薄々感じていたのですが、布子って結構図々しい…と言いつつ、来年も楽しみにしています。2023/12/07

ノンケ女医長

27
大事な話し合いをしている最中に、もし電話がかかってきて相手が受話したらどう思うか。会話は中断され、時間の喪失だ。愉快な気持ちになることは、難しいし、私なら虚無感に襲われる。今作では、やたらと電話がかかってきて、目まぐるしく話が展開する。それこそ、価値のある作風だと言われれば反論できないが、文章の流れを味わうという観点で、存分な筆力だと評していいのか。刑事が一般市民に個人情報を喧伝したり、手術に必要な血液を血縁が提供するなど、時代に合致しない描写も気にかかる。読んで良かったと思えるところは、微塵もなかった。2023/09/30

星落秋風五丈原

26
あらクリフハンガーだ!2023/10/02

kitten

25
見つけたので新刊で購入。杉原さんもついに50かあ。相変わらずの事件引き寄せ体質。しかしまあ、いくらなんでも無理があるんじゃないかという話。いつものことだけど。本当に、妻子あってなんで不倫して子ども産ませるかね。この世界ではそれが当たり前なんだよなあ。昭和か?個人情報を簡単にもらす警察とかもありえんと思う。でも、惰性で読んでしまう。評価、星2。でも、30年以上続いてると買ってしまうんだよな。2023/09/17

あつひめ

22
爽香に出会って(読み始めて)35年。長い年月、出会いや別れ、人の恨みや妬み、様々なことを体験しているこの家族。ちょっとやそっとじゃ動揺しない。今回は堀口さんの死から始まり驚いたけれど、これからはみんなが年齢を意識する年になってきているし。今回はスパッとした終わり方ではないけれど杉原爽香が行くところには事件あり。仕事に追われながらというより、探偵ぽかった今回は面白く読ませてもらった。毎年元気で会えること(読めること)楽しみにしています。2024/04/13

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