光文社文庫<br> セピア色の回想録~杉原爽香四十九歳の春~

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光文社文庫
セピア色の回想録~杉原爽香四十九歳の春~

  • 著者名:赤川次郎
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 光文社(2022/09発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334794187

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内容説明

大富豪・三田村朋哉は、孫娘の奈美に、遺産を渡したい人物として杉原爽香の名前を挙げる。以前、爽香によって助けられたことがあるらしいが、当の爽香にはさっぱり覚えがなかった。一方、娘の珠実は中学一年に。放課後に担任・里谷美穂の手伝いをしたおり、コピー機に置き忘れられた書類に気付き、里谷に預ける。だがその夜、里谷から不可解な内容のメールが届き、彼女は運転していた車ごと襲われてしまう。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あつひめ

32
チーム杉原とでも言いたくなる、この登場人物たち。変わりなく磁石のように事件を吸い寄せる。いや、吸い寄せるのか飛び込んでいるのか。自分の中で思い描く爽香も数年前からふっくらしている。あくまで想像ですからあしからず。それでも、感情と行動力はキレッキレ。娘の珠実も中1かぁ。もうちょっとで爽香がこの道を歩き始めた年になる。年月の移り変わり、人の成長を感じられる不思議なシリーズ。こうして少しずつ世代交代していくのかしら。2023/08/15

星落秋風五丈原

32
珠実ちゃん大活躍の回。遺産相続絡みで爽香が狙われるのかと思ったよ。2022/10/16

なな

29
爽香シリーズ今年も無事に読了。赤川先生ありがとうございます。珠実も大きくなって しっかり爽香遺伝子が継承されてました。できれば高齢になってる登場人物がいつまでも元気でシリーズを続けてもらいたいと切に思います。では また来年を楽しみに。2022/11/10

kitten

27
新刊で購入。惰性で読み続けている杉原爽香シリーズ。今回、事件に巻き込まれたのは娘の珠美。ついに代替わりかな。この世界には、新型コロナは関係ないらしい。甥、姪の成長が楽しいな。どうでもいいけど、この世界にはスマホないのか?ケータイと書かれると違和感がある。というか、事件の裏側があまりにもひどくて、ああ、このシリーズはダメ男、クズ男がたくさん出てくるんだったなぁ、と。評価星2.いつまで続くんだろう?2022/09/29

ロマンチッカーnao

22
もうこの季節なんですね、と毎年思います。赤川次郎さんの杉原爽香シリーズ。今年で爽香さんも49歳です。確か一作目は15歳だったか、16歳だったか。もう30年以上続いているんですね。今年は爽香さんの娘さんが活躍です。来年あたり親子ものになっていたりして。正直今は、ストーリーよりも爽香さん初め、毎度の登場人物に会えるのが楽しみです。一年ごとに成長している姿を読めるのが楽しみで、待っています。さて、また来年ですね。いつか一話めから読んでみたいと思っています。2022/09/23

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