内容説明
杉原爽香(すぎはらさやか)、十六歳の夏。高校生になった爽香はブラスバンド部の合宿で、高原に来ていた。親友の今日子やBFの明男も一緒で楽しい夏休みになるはずだったが、好奇心少女のまわりには危険がいっぱい。謎の女性が宿舎で自殺を図り、放浪の画家が殺され、爽香自身も命を狙われて……? 大好評シリーズ、待望の第2弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
あつひめ
68
爽香シリーズ第2弾読了。あれは?これは?と疑問を持ち出すと…この作品は楽しめない。でも、若さが弾けるような空気感は、小難しいことを抜きにして面白い。時代劇の水戸黄門のように、ラストはみんなが笑いあえる…というのがお約束のように、安心して読める。中学生よりも大人びた態度をとる爽香。相変わらず振り回される明男。一年分の関係が上積みされて、厚さをまして。成長するシリーズが面白くなってきた。次…すぐ読みます。2014/09/21
siro
47
続けて2作目。色々とつっこみ所はあるけれどそんな事を気にして読んでたらつまらない。爽香達の若々しさがはじけている。次々と色んな事件が起こり、展開が早く一気に読めます。結構エグい事件も最後は何故か爽やかな印象もお約束。彼女達がどんどん大人になっていく過程を一年ごとに追いかけていけるって楽しいシリーズだなと改めて思いました。2015/10/09
セウテス
47
〔再読〕シリーズ第2段、1989年16歳の夏。高校生になった爽香たちは、ブラスバンド部の合宿で高原に来ていた。夏休みを高校生らしく謳歌する予定でしたが、宿舎で謎の女性が自殺をはかった辺りから、予定は大きく狂い出します。一緒に滞在した画家が殺害され、爽香も川に落とされて危うく溺れかかる事になります。前作からの時間の流れを違和感なく感じる事ができます。まるで実在の人物のポートレートを映像で観ているかの様に、微妙な成長や人間関係の変化を理解する事ができます。1989年の場景を適格に描いていて懐かしくなりました。2014/11/22
nemuro
38
段ボール箱「本・富良野(2002年4月~2004年3月の購入本)」から発掘の<杉原莢香>シリーズ16冊(莢香15歳~30歳。欠落の28歳も、その後、別の段ボール箱から発掘)。現在までずっと展開中で<爽香52歳>が最新刊らしい。せっかくなので、当時、未読のまま梱包されてしまった16冊を順次、読み始めての第2巻。奥付を見たら「1989年9月20日 初版1刷発行/2000年9月25日 42刷発行」。着実に版を重ねて42刷。改めて、当時の赤川次郎の人気ぶり(の一端)を知る思いである。時代の移り変わりを感じながら。2026/07/04
takaC
36
今回の事件は、痴情の縺れが原因だし。それに動じない16歳の女の子はヤダな。ひょっとしてそういう系のテーマで進んでいくシリーズだったりするのか?2012/07/02




