光文社文庫<br> 珈琲色のテーブルクロス~杉原爽香五十一歳の冬~

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光文社文庫
珈琲色のテーブルクロス~杉原爽香五十一歳の冬~

  • 著者名:赤川次郎【著】
  • 価格 ¥715(本体¥650)
  • 光文社(2024/09発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334104108

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内容説明

杉原爽香は、病院で居合わせた余命いくばくもない老人・汐見忠士から、米川由衣という女性への遺言を託されてしまう。一方、高校一年の笹井友美は、以前家庭教師だった篠原純代と街中で再会。誘われるまま、純代と行動を共にするが……。そんな中、爽香は新幹線のホームで、井出温子の落とした“包み”を拾う。これから駆け落ちするという温子だったが、その後、車内で死体となって発見され……。人気シリーズ第37弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

あつひめ

27
今回もみな元気そうに大活躍している。まずはそれが何よりうれしいことだ。そして、珠実が15歳になった。「若草色のポシェット」の爽香と同じ年。杉原爽香のいるところに事件あり状態で37巻目。今回は家庭内が安定していて何より。毎回明男の女性問題が心配になってしまう。女優栗崎英子さんも93歳。100歳まで頑張れるといいなぁと事件とは全く関係ないことを考えながら読む。もう、このシリーズは私の中で事件うんぬんより「杉原爽香組」のこの1年みたいな立ち位置になっている。52歳の杉原爽香にも元気でいて欲しい。2025/05/21

kitten

25
毎年恒例の杉原爽香。ついに51歳。今回はかなりややこしくて立て込んだ話だった。ただまあ、お話じたいはいつもの昔ながらの話。いい意味でマンネリなんだろうけど。珠美も15歳なんだもんな。珠美の「でもどうせ来年になったら、また何か起こるんだよね」というのがあまりにもメタで笑ってしまった。評価星3.また来年2024/09/16

なな

22
もはや同窓会のような感覚かも。ほんと全然変わらないストーリー展開。水戸黄門みたい。2024/11/14

Bフォレスト

19
相変わらずの事件てんこ盛り、登場人物過多で何が何やらよく分からなくなる展開。 題名でもあるテーブルクロスが絡んだ事件は最後にしっかりと繋がり、若干の意外性もあっただけに他のエピソードを削ってもう少しメインの事件が語られた方がより良かった気がする。2025/06/01

takaC

17
娘の珠美が15歳か。ここはやっぱり若草色のポシェットを渡さないと。2年続けて「夏」だったけど夏はまだ5作目で「春」とは3差。2024/09/14

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