山岡荘八歴史文庫<br> 徳川家康(25) 孤城落月の巻

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山岡荘八歴史文庫
徳川家康(25) 孤城落月の巻

  • 著者名:山岡荘八【著】
  • 価格 ¥850(本体¥773)
  • 講談社(2015/04発売)
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  • ISBN:9784061950474

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内容説明

大坂夏の陣! 濠を埋められ、籠城できなくなった大坂方は城外に打って出た。名ある猛将も相次いで倒れ、太閤以来の名城も紅蓮の焔に包まれる。そして、家康の最後の悲願淀君・秀頼母子の救出も水泡に帰した。やんぬるかな、秀頼母子ご自害! こうして豊臣家は地上から永遠に消え去った。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

162
『★山岡荘八版徳川家康全26巻完読幕府』 https://bookmeter.com/users/512174/bookcases/11539472?sort=book_count&order=desc 今回は、ラス前第二十五巻です。『大阪夏の陣&豊家滅亡』の巻でした。徳川 家康は、本当に秀頼母子を死なせたくなかったのでしょうか?続いてラスト最終二十六巻へ。トータルの感想は、全26巻完読後に。2020/04/11

keroppi

75
「泰平の世は作れる!」家康と「世に戦はなくならない」と思うもの達のぶつかり合い。夏の陣では、真田幸村と刃を交え、戦の後は、実子・忠輝やその舅である伊達政宗との確執が描かれる。戦をなくすために戦をするとは。そして、秀頼と淀君の自害して果てた姿が実に生々しいのだ。二人の救出を願っていた家康が迎えてしまった残酷で厳しい現実である。残すところ、後一巻となったなった。家康は何を思い死んで行くのか?2020/04/20

ともくん

58
遂に、豊臣家滅びる。 大坂夏の陣も終結し、ますます孤独に追い込まれる家康。 天下泰平の夢を誰からも理解してもらえず、苦悩する。 その中での秀頼、淀の方の自害は家康の心を傷つけた。 いよいよ、次巻で最終巻。 人生の終わりに家康は、何を思うのか。2019/12/19

財布にジャック

50
大阪夏の陣の巻で、いろいろな意味でクライマックスでした。又兵衛や幸村の最期にも、秀頼や淀の最期にも、納得することが出来ずに、深い悲しみが押し寄せてきました。家康も作中で苦しそうでしたが、読んでいるこちらも苦しくて仕方がありませんでした。何とかここまで頑張って読み進められたので、シリーズも残りは最後の1冊だけになりました。どんな風に締めくくられているのかと、今から楽しみです。2013/05/05

さつき

49
大坂夏の陣開戦。塙団右衛門、後藤又兵衛、木村重成、真田幸村。次々と死んでいく人々、そのあまりなあっけなさにひたすら無常を感じます。ついには秀頼、淀殿にも最期の時が訪れます。二人を助けるつもりだった家康の激怒、そののちの深い諦観、反省がたまらなく悲しいです。しかもこの問題はこれだけで片付かず…自分の死後の紛糾のもとを無くそうと、さらに我慢を重ねようとする家康の姿は見るに耐えないです。年を取りボケることは悲しいと思っていましたが、いつまでも物事が見えすぎるのも辛いのかも。次はついに最終巻。楽しみです。2017/04/12

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