山岡荘八歴史文庫<br> 徳川家康(7) 颶風の巻

個数:1
紙書籍版価格
¥935
  • 電子書籍
  • Reader
  • 特価

山岡荘八歴史文庫
徳川家康(7) 颶風の巻

  • 著者名:山岡荘八【著】
  • 価格 ¥850(本体¥773)
  • 特価 ¥425(本体¥387)
  • 講談社(2015/04発売)
  • ポイント 3pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784061950290

ファイル: /

"Reader"および"Reader"ロゴは、ソニー株式会社の商標です。

内容説明

長篠の役(えき)は織田・徳川連合軍の圧勝に終わり、武田騎馬軍団は潰滅した。この戦いで、日本の戦術を一変させた信長の武名は天下に轟(とどろ)き、家康も日増しに貫禄を加えた。しかし戦国の世は甘くない。信長の疑惑をこうむった家康は嫡子信康を切腹させ、正妻築山殿を斬らねばならなかった。哀しきかな戦国!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

176
『★山岡荘八版徳川家康全26巻完読幕府』 https://bookmeter.com/users/512174/bookcases/11539472?sort=book_count&order=desc 今回は、第七巻、徳川信康自刃事件&武田氏滅亡でした。徳川信康自刃事件に一巻、500頁を割けるのが、全26巻の成せる技です。続いて第八巻へ。トータルの感想は、全26巻完読後に。2020/03/19

ともくん

63
家康を父に持ったが故の苦悩、懊悩、葛藤、焦り、迷い。 それが、全て愚の行動へ出てしまった。 そして、最後には父の偉大さ、己の愚行を悔い、自害。 信康、21年の生涯を閉じた。 そして、武田家でも同じようなことが勝頼の身に起きる。 武田家が滅亡して、信長がまた一歩、天下取りに近づいた。 ここまで、分かりやすく、面白く話を紡ぎ出せる山岡荘八に脱帽である。2019/06/25

harass

44
表紙絵は鳥居強右衛門。エポックメイキングだった鉄砲の大規模運用を行った長篠の戦いで武田軍は大打撃を受けた。家康は味方の信長の実力に頼もしさよりも将来的な脅威を感じることに。武田家、勝頼たちの最後はこういうのとは知らなかった。信長からの指示で、家康は息子信康と妻築山殿の処刑を求められ、苦渋の選択。見てきたようななんとかだが、細かく書かれるのは実に読みがいがある。大事件いっぱいだ。素晴らしい。2025/12/14

kawa

44
武田勝頼との攻防。長篠の戦いから天王山での勝頼の自刃までの7年間、この間に、家康の妻子(築山御前と信康)も自刃。全26巻、前半の山場のような趣き。勝頼の戦略眼の無さや、じっくり構えられない行動癖が、一騎当千の武田軍団のあっけない自壊を招く。信康も合わせて後継者作りの難しさを考える巻。なお、信玄死後、家康を苦しめた勝頼軍による高天城戦などは描かれていない(伊東潤著「天地雷同」並行読書で知る)。2021/12/29

さつき

44
7巻では、ついに悲劇が行き着くところに行ってしまいました。だいぶ前から散々語り尽くされてはいたので、思ったよりは落ち着いて読みました。この出来事により、家康が武辺者で占められた家中を飽き足らなく思うようになったんですね。後の謀臣、本多正信の登場が待たれます。そして武田家の最後はやはり悲しいものでした。信長と家康では勝者としての姿にも著しい違いがあります。次巻も楽しみです。2016/11/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/515733
  • ご注意事項

最近チェックした商品

 

同じシリーズの商品一覧

該当件数26件 全てにチェックを入れる/全てにチェックをはずす