山岡荘八歴史文庫<br> 徳川家康(21) 春雷遠雷の巻

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山岡荘八歴史文庫
徳川家康(21) 春雷遠雷の巻

  • 著者名:山岡荘八【著】
  • 価格 ¥850(本体¥773)
  • 講談社(2015/04発売)
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  • ISBN:9784061950436

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内容説明

着々と国内統治を進める一方で、家康は海外貿易に情熱を見せる。と、ここにもまたひとつの矛盾が生じた。紅毛人対南蛮人の確執。それは世界の海に野望を燃やす大久保長安の奇怪な夢を煽り、伊達政宗、松平忠輝をもふしぎな野心の渦に捲きこんだ。さらに切支丹勢力の画策! 家康の理想は危機に瀕する。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

157
『★山岡荘八版徳川家康全26巻完読幕府』 https://bookmeter.com/users/512174/bookcases/11539472?sort=book_count&order=desc 今回は、第二十一巻です。『もしかして大久保 長安が主人公???』の巻でした。私のルーツの佐渡島の金山がこんなに詳しく記述されているのは、山岡 荘八が新潟県出身だからでしょうか?続いて第二十二巻へ。トータルの感想は、全26巻完読後に。2020/04/07

keroppi

66
泰平を目指す家康に、海外の思惑が絡む。この当時、こんなに世界情勢が日本にも影響を与えていたんだ。これがその後の鎖国にどう繋がるのかも興味あるところだが、それはもう少し後の時代。天下泰平に向かって家康は進む。2020/04/13

ともくん

51
この巻は、政治と宗教が中心になっている。 海外貿易に目を向ける家康。 その中で暗躍する伊達政宗と大久保長安。 一方、大坂では淀君の態度が徐々に軟化していく。 家康の宗教観、切支丹勢力の対立、政宗と長安の野心。 色々なものが渦巻き、家康は泰平を確固としたものにできるのであろうか。2019/12/04

財布にジャック

46
歴史だから、いつもいつもドラマチックで面白いという内容ばかりではないのは仕方ないのでしょうが、この巻はイマイチ面白みには欠けました。相変わらず大久保長安が出張っていました。そしてヨーロッパ人や切支丹たちの画策。徳川家康という題名ですが、徳川様の活躍はどこへやら。あと何冊読んだら大阪の陣なのかなぁと、そればかりが楽しみです。2012/08/23

さつき

44
この巻は大きな事件や戦争が起きない分、表に出ない策謀陰謀がうずまいていました。大久保長安対ソテロ、または伊達政宗の虚々実々の駆け引き。大坂城内部に勢力を持ちはじめたキリシタンたちの動き。旧教対新教の対立をも背景とした、ともするといかがわしさに満ち溢れた展開です。その中で病に倒れた秀頼を見舞う千姫の姿はいじらしいほど純で光っていました。巻末で関東に譲歩する気になった淀殿ですが、ここから何故大坂の陣へとつながっていくのか気になります。2017/03/17

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