文春文庫<br> 秘曲 - 御宿かわせみ18

個数:1
紙書籍版価格
¥660
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

文春文庫
秘曲 - 御宿かわせみ18

  • 著者名:平岩弓枝
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 文藝春秋(2015/03発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167710019

ファイル: /

"Reader"および"Reader"ロゴは、ソニー株式会社の商標です。

内容説明

能楽の鷺流宗家につたわる「鷺」は、一子相伝の秘曲である。だが先代はこの曲を若宗家でなく、先代の隠し子・高信に伝授していた。高信に迫る魔の手。そして、東吾の隠し子らしき男児があらわれて……! 驚きの表題作ほか、親が子を思う気持ちが切ない「松風の唄」、動機の不可解さが忘れがたい「おたぬきさん」、“女ってのは、思いつめるとおっかねえな”と東吾がつぶやく「目籠ことはじめ」、かわせみに捨て子が……「菜の花月夜」など、充実の8篇。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

rokoroko

14
麻太郎の登場回。次はお兄さんの養子になるお話読もうっと2023/01/18

gosuken

6
表題作の「秘曲」が色んな意味で印象的。舞う姿が目に浮かぶようでした。2014/02/08

bookshelf_yt07

4
【あらすじ】麻生宗太郎一家に誘われ、東吾とるいは謡曲を聞きに行く。ところが、聞きに行った能は当主が亡くなり、跡継ぎはあまり上手くなかった。しかも一子相伝の踊りを受け継いでいないという。しかし、亡き当主の女の庶子が踊りを受け継いだことが分かり、宗家に衝撃が走る。「秘曲」他収録。【感想】表題作が面白い。当主が急逝した能の流派に女の庶子がいて、一子相伝の踊りが男の跡継ぎではなく、庶子が継いだから一波乱だ。また一夜限りの契りで出来た東吾の子・麻太郎も出てきて、話が一気に進んだと感じた。2022/03/14

えぐ@灯れ松明の火

4
伝統芸能は大変だと思った表題作。どうして女はだめなんでしょう。未だにそうですよね。 ついに麻太郎の存在に気付いた東吾。ザ、運命のいたずらという感じ。るいとの間には生まれないのに、、、作者はるいに辛いような。2011/08/31

文章で飯を食う

4
「目籠ことはじめ」が好きです。 2011/05/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/543703
  • ご注意事項
 

同じシリーズの商品一覧

該当件数34件 全てにチェックを入れる/全てにチェックをはずす