RM Re-LIBRARY (アールエムリ・ライブラリー) 38 有蓋ホッパ車のすべて有蓋ホッパ車のすべて

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RM Re-LIBRARY (アールエムリ・ライブラリー) 38 有蓋ホッパ車のすべて有蓋ホッパ車のすべて

  • 著者名:吉岡心平/RM Library編集部
  • 価格 ¥2,310(本体¥2,100)
  • ネコ・パブリッシング(2025/09発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
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  • ISBN:9784777056071

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内容説明

※電子版では、紙の雑誌と内容が一部異なる場合や掲載されないページ、付録が含まれない場合がございます。予めご了承下さい。


ついに300巻を超えた長い歴史の「RM LIBRARY」から、過去の傑作巻を2~3冊分まとめて復刻する「RM Re-Library(アールエム リ・ライブラリー)」。シリーズ38巻目は、RMライブラリー第140・141巻「有蓋ホッパ車のすべて(吉岡心平 著)」を復刻いたします。
 ホッパ車という貨車分類は比較的新しいのですが、要は粒状または粉状の物質を、上から積み込んで下から取り降ろす…という荷役方式を取るものです。本書では大前提としてそこに「屋根」が付いているかどうかで大分類をしています。屋根が必要となる理由は、雨水を嫌う積荷、食品のように汚染を防がなければならない積荷、走行風での飛散を防ぐためというような理由もあり様々ですが、本書ではとにかく「屋根付き=有蓋」のホッパ車の歴代全形式を紹介しています。
原書の上下2分冊は、その有蓋ホッパ車の荷役方式として「積荷を自重で落下させるか」「ホッパ体底面に空気層を吹き込むエアスライド方式で落下させるか」でもう一段分類をしています。旧上巻では自重落下方式での側開き式・底開き式・円筒形・箱型のホッパ車の数々を紹介。この中でメジャーなのは穀類専用で円筒形ホッパ車であるホキ2200形でしょう。そして旧下巻ではエアスライド方式ホッパ車を主に取り上げ、その積荷は主にセメントでした。決定版となるホキ5700形に至る試行錯誤も読みどころとなります。
本書の構成は上記の通りホッパ車を大分類・中分類したうえで形式ごとに特徴・履歴・形式図・ロットごとの違いなどを収録したもの。定評ある著者による一連のシリーズのひとつであり、貨車ファン必携の一冊と言っても過言ではありません。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

えすてい

7
有蓋ホッパ車も圧倒的に大多数は石灰石・セメントなどのセメント産業系である。セメントの場合飛散防止が有蓋ホッパ車に積載する目的のようである。その一方で二代目ホキ1900形は青函トンネル建設用のセメント輸送用としてセキ3000形から改造されたのだが、見た目はタンク車である。著者も何故「タキ」とせず「ホキ」としたのかは永遠の謎と述べている。現にセメント輸送用のタンク車も存在するからだ。この車両は65キロ制限の黄帯で道外禁止、さらに突放禁止である。ずんぐりむっくりで走行性能は劣悪・脱線事故を起こしたと。2025/10/02

えすてい

7
ホッパ車というのも随分と駆逐が進んだ貨車である。積載物のトラックへのシフトがその圧倒的な理由だろうが、とりわけ有蓋ホッパ車というのは、この本で初版刊行時現役なのは1形式だけである。それ以外は、セメントも化学製品も穀物も悉く廃車されて消えていった。ビールメーカーの私有貨車として、麦芽をホッパ車で運ぶのだ。私有貨車なので車体にはビールメーカーの会社名が表記される。今では信じられないだろうか。この穀物用ホッパ車が、有蓋ホッパ車の中では一形式あたりでは最多数を占めていたりする。穀物用は今でも模型では人気らしいが。2025/10/01

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